益川塾セミナー「フロー方程式、共形対称性、AdS幾何」

2018.07.18

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イベント研究益川塾
益川塾では下記の通り、セミナーを開催いたします。
皆様のご参加、お待ちしております。
講師 横山 修一 氏(京都大学 基礎物理学研究所)
講演題目 フロー方程式、共形対称性、AdS幾何
日時 2018年7月30日(月)15:30~
場所 京都産業大学 1号館1階 学びのスペースB
対象 一般・学生・教職員
申込 事前申込は不要。当日、直接、1号館1階 学びのスペースBへお越しください。
参加費 無料
概要

本講演では、AdS/CFT対応において共形場理論(CFT)からAdS幾何が出現する機構に関するフロー方程式を用いた研究についてお話しします。 フロー方程式は作用素の粗視化を記述する方程式で、格子QCDにおいて数値計算を助ける技術として発展してきましたが、 この方程式を用いることで各場の量子論に対して1次元だけ次元の高い幾何が付随することが判明しました。 この付随する幾何について青木愼也氏と共同研究を行いました。その主要な結果は以下のとおりです。
i)付随する幾何の計量(誘導計量)は量子情報計量と一致する。
ii)平坦な空間上で定義された任意のCFTに対する誘導計量はPoincare AdS空間と一致する。
iii)CFTの共形変換は、真空期待値を取った後にAdS空間の等長変換に変化する。
iv)ii)およびiii)を共形平坦な多様体上で定義されたCFTの場合に拡張し、その曲がった空間を境界に持つAdS空間の計量を構成した。
時間が許せば、この定式化によるAdS側における宇宙定数の量子補正の計算に関する最新の研究結果を紹介したいと思います。

お問い合わせ先
京都産業大学 研究機構(益川塾)
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-3105
mtrec-office@star.kyoto-su.ac.jp
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