理学部『親子お天気教室』の開催

 理学部では、小学5・6年生を対象に、『親子お天気教室』を開催します。

 気象への関心を高め、科学への興味を喚起することを狙いとし、1回完結として実施します。
 毎回、理学部教員による「授業と実験」を体験することができます。

対象 小学5・6年生(保護者同伴のこと)
定員 20名(保護者を含めて40名)
場所 京都産業大学 万有館4階 サイエンスラウンジ
時間 各回とも10:30〜12:00
参加費 無料 ※参加者は全員傷害保険に加入いたします。
後援 京都市教育委員会

各回の開催日およびテーマ・実施概要

(いずれの回も記述している内容は "予定" であり、事情により変更される可能性もありますのでご了承下さい。)

第1回:11月 8日(土)

「空気の流れ:空気の流れを見てみよう」

髙木 征弘 准教授

 私たちの周りにはあたりまえのように空気があり、その空気があたりまえのように流れていくことで、毎日の天気が変わっていきます。風に当たることくらいでしか普段は空気の流れを感じることがありませんが、その「あたりまえのこと」を、段ボール箱を使った空気砲の実験で改めて体感してみましょう。身近な空気の流れを感じた後は、海と陸との間に起こる空気の流れ、「海陸風」について勉強をします。

第2回:11月15日(土)

「雲と雨:雲粒実験と雨粒落下実験」

佐川 英夫 准教授

 雲や雨は、私たちの生活にとても深く関係している気象現象です。雲はどうして出来るのでしょうか。そして、雨はどうして降るのでしょうか。その仕組みを理解するために、今回はペットボトルの中に雲を作ってみましょう。雨粒の大きさについての実験もします。そして、雲が出来るのは何も地球に限りません。実は他の惑星でも様々な「雲」の存在が知られています。金星や木星の雲が地球の雲と何が違うのかを調べてみましょう。


第3回:11月29日(土)

「天気のしくみ:天気図をかこう」

高谷 康太郎 准教授

 天気のしくみを知るために、天気図を書いてみましょう。天気図には、各地の天気や、高気圧、低気圧、台風の位置など、重要な情報がたくさん含まれています。テレビやインターネットなどで天気図を見ることは簡単ですが、自分で天気図を作成してみると、様々な情報に気が付く事が出来ます。天気の理解や予報のための第一歩の作業が天気図作成です。ラジオ通報をもとに天気図を作成し、天気のことをもっと詳しく学びましょう。

第4回:12月6日(土)

「前線のしくみ:寒冷前線実験」

佐川 英夫 准教授・高谷 康太郎 准教授

 「前線」とは主に低気圧に伴って現れる帯状の悪天域の事です。中でも「寒冷前線」は、暖かく軽い空気に向かって冷たく重い空気が突っ込んでくる前線で、しばしば、急な激しい雨や突風などをもたらすことがあります。この回では、まず、寒冷前線の簡単な仕組みを学びます。その後、寒冷前線の実験を行いましょう。実際の寒冷前線を目で見る事はなかなか難しいですが、模擬実験を通じ、寒冷前線の様子を観察し、天気の理解を深めましょう。


第5回:12月13日(土)

「湿度のしくみ:露点測定実験」

髙木 征弘 准教授

 「湿度」という言葉を毎日の天気予報でもよく耳にすると思います。ジメジメするとかムシムシするといった感じで感覚的には馴染みが深い「湿度」ですが、実際には何を意味する指標なのでしょうか?この湿度というのは、大気においてとても大事な情報の一つです。今回は湿度のことを勉強し、露の実験を通して、大気の中での水蒸気の振る舞いを調べてみましょう。


応募方法

 参加ご希望の方は、氏名(ふりがな)、性別、学校名、学年、保護者氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、下記のいずれかの方法でお申込みください。

応募締切/開催週の月曜日

インターネット応募フォーム
専用ページの応募フォームに必要事項を入力の上、送信してください。

メール

rigaku-jim@star.kyoto-su.ac.jp
※「親子お天気教室参加希望」と明記ください。

FAX

075-705-1820
※「親子お天気教室参加希望」と明記ください。

※応募者多数の場合は抽選となります。当選者の発表は参加証の発送をもってかえさせていただきます。
※応募の際にお預かりした個人情報は、本教室の抽選および参加証の発送以外の目的では使用いたしません。

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