理学部 物理科学科セミナー開催(2014.02.19)
下記のように理学部物理科学科公開セミナーを開催します。奮ってご参集下さりますようご案内申し上げます。
日時 | 2014年2月19日(水) 17:00 |
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場所 | 京都産業大学 万有館 2階 セミナー室 |
講演者 | 辻本 将彦 氏 (京都大学 物質-細胞統合システム拠点 研究員(WPI)) ※略歴:本学理学部物理科学科卒、京都大学大学院(化学)、理学博士 |
演題 | 電子顕微鏡観察から見た機能性ナノ材料 |
対象 | 一般・学生・教職員(参加費無料) |
申込み | 事前申込は不要。当日、直接 万有館 2階 セミナー室へお越しください。 |
講演内容
ナノ構造体は環境、エネルギー、生命科学の分野で重要な機能を持つ材料として 近年注目されており、その中でも無機−有機ハイブリッド材料(多孔性配位高分子、porous coordination polymer(PCP)またはmetal-organic framework(MOF)と呼ばれる)や、多孔性蛋白質結晶さらにカーボンナノチューブは、気体の分離、貯蔵、徐放等の機能やドラッグデリバリーシステム(DDS)への応用が特に期待されています。 さらに、これらナノ材料の機能性は、そのナノスケールの構造によって特性が大きく変化することもわかってきました。そこで今回は、これらの機能性ナノ材料と、それらの研 究において微小領域の直接観察が可能な電子顕微鏡観察が担う役割を紹介します。