下記のように物理科学科セミナーを開催します。奮ってご参集くださりますようご案内申し上げます。

　天の川銀河の中心部分は、超大質量ブラックホールや非常に密集した星の大集団など、さまざまな興味深い天体や現象が観測できる場所です。私たちは、2001年から2008年に行った赤外線観測から、「セファイド変光星」と呼ばれる天体をその場所に発見しました。「セファイド変光星」は、その距離や年齢を調べることができるため、宇宙の灯台としての役割を果たしている星です。

　本講演では、その観測結果について紹介しながら、天の川銀河の中心までの距離やそこでどのように星が生まれてきたかということについてお話ししたいと思います。

物理科学科　談話会世話人