物理科学科セミナーご案内(2008年7月9日)
終了致しました
下記のように物理科学科セミナーを開催します。
奮ってご参集くださりますようご案内申し上げます。
日時 | 2008年7月9日(水)13:30より |
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場所 | 京都産業大学理学部 会議室(2号館3階) |
講演者 | 若松 謙一 氏 (岐阜大学 名誉教授) |
講演題目 | 大鑑巨砲時代における小望遠鏡の役割 |
日時 | 2008年7月9日(水)15:30より |
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場所 | 京都産業大学理学部 会議室(2号館3階) |
講演者 | 若林 知成 氏(近畿大学 理工学部 准教授) |
講演題目 | ポリイン分子の生成と光学的性質 |
講演概要
大鑑巨砲時代における小望遠鏡の役割
8mすばる望遠鏡や10mケック望遠鏡後の次世代30m級望遠鏡計画が動き始めた昨今、1mクラスの小望遠鏡で先々週まで南アフリカ天文台(旧・王立喜望峰天文台)で観測してきた体験をご披露し、これからの小望遠鏡の活躍の方向性について、皆さんと議論したい。
ポリイン分子の生成と光学的性質
直線構造をもつ炭素分子 Cn やその誘導体であるポリイン分子は赤色巨星の周縁部や分子雲に存在することが知られており、星間空間の物理条件や分子進化の研究に応用されている。大気中での取り扱いが難しいとされるこれらの分子も、希ガス固体中や溶液中では比較的安定である。実験室におけるポリイン分子 HC2nH (n=4-8) およびシアノポリイン分子 HC2n+1N (n=4-6) の生成とその紫外吸収、共鳴ラマン散乱、可視発光スペクトルについて紹介する。