河北秀世 教授

理学部 宇宙物理・気象学科 

河北秀世 教授

46億年前の痕跡を探し、太陽系誕生の起源に迫る!

46億年前の太陽系誕生から、原初の形のまま独自の軌道をゆく彗星たち。
そんな「太陽系の化石」と呼ばれるほうき星が、太陽に近づいたときに放つ光のなかに、今、生命の起源となるさまざまな物質が発見されている。
生命はどこからやってきたのか ...。
人類が抱き続ける謎の解明に世界が挑むなか、京都産業大学神山天文台の研究グループは、NASAの彗星探査ミッションと連携しながら、独自の手法で観測データの解析を続けている。

46億年前の痕跡を探し、太陽系誕生の起源に迫る!

46億年前の太陽系誕生から、原初の形のまま独自の軌道をゆく彗星たち。
そんな「太陽系の化石」と呼ばれるほうき星が、太陽に近づいたときに放つ光のなかに、今、生命の起源となるさまざまな物質が発見されている。
生命はどこからやってきたのか ...。
人類が抱き続ける謎の解明に世界が挑むなか、京都産業大学神山天文台の研究グループは、NASAの彗星探査ミッションと連携しながら、独自の手法で観測データの解析を続けている。

Toward the unknown Universe

実体験を通して、研究のノウハウを学ぶ

神山天文台には、ポスドク(博士号)をもった研究者が7名います。学部生たちが参加するのは1年という短い期間ではありますが、優秀な研究者たちと一緒に研究を進める経験は、大きな財産になると思います。7名の研究者たちはそれぞれに異なる方向性から多様な研究をしています。学生たちは彼らと一緒に研究を進める中で、プロフェッショナルの仕事の進め方を間近で学ぶことができます。限られた時間の中で着実な成果を挙げるためにどのようなことをしなければならないのか、どのようにプロジェクトをマネジメントしなければならないか。また、外部の企業や工場とのやり取りも多く、企業間のコミュニケーション法はもちろん、発注する際にどのような図面が必要かなどの具体的な進め方まで、実体験を通して学んでいきます。

目指すのは、人と人の出会いから生まれるシナジー効果

ここには、大学で天文学を専門で学んできた研究者だけではなく、私のように一般企業でエンジニアとして働いた経験をもつ者、望遠鏡の製作所や天文観測装置メーカーに在籍する客員研究員たちなど、さまざまな人がいます。また、この神山天文台では、施設を一般公開し天文学の魅力を伝えています。学生が希望すればそういった仕事にも関わることができます。私たちが目指しているのは、研究者と学生、一般企業や一般社会の人がここで出会い、一緒に研究したり、交流することで生まれるシナジー効果です。学生はいろいろな人とふれあう中で、社会人としての基本的なコミュニケーション能力やビジネスセンスといったものを磨いて欲しいと思っています。

物理学で身につけた思考方法が社会で輝く力に

そして何より、物理学の手法の中で身につけた思考方法は社会で輝く力になると思います。物理学では、物事を細かく分割して、ひとつの現象がどのような現象の組み合わせによって成り立っているか分析し、その個々の現象についてさらに解明していく。それは、細かくすればするほど、物事は単純になっていくだろうという発想に基づいています。もちろん、事象が複雑になれば、単純な足し算ではなくなってしまうこともありますが、まずは物事を細かく簡単にして理解していくことが、より複雑な事象の理解につながります。あなたが将来どんな職業に就いても、現代社会はテクノロジーなしでは成り立ちません。テクノロジーの背景に隠れた法則を嗅ぎ分け、世の中に溢れる情報の中から、自分で判断できる力を身につけてほしいと思っています。

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