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平成25年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告
実施テーマ
中人数を対象として行われる自然科学系講義クラスの運営方法
科目名
発生生物学
「公開授業」の内容
中人数(受講者100名程度)を対象とした、発生生物学の講義内で、ホメオティック変異、ホメオボックス、Hox遺伝子の発現パターンなどの高度の専門内容が、スライドと口演により、わかりやすく丁寧に解説された。
「ワークショップ」の内容
以下のように代表される感想が得られた。
- 緩急をつけた、語りかけ口調の丁寧な説明がよかった。
- メリハリのある、わかりやすい講義であった。聴講学生の出席数が多く、そのほとんどが「起きていた」のは驚異的だ。
- 学生の緊張を保つために、時折「ここはテストに出るよ」という殺し文句が効果的だった。
- 教室が縦長のため、後ろのほうではスライドが見にくかった。
活動の効果を高めるための今後の方策
- 中規模以上の講義の場合に、双方向(例えば、質疑応答)授業をどう確保するか?
本講師からは、名簿からランダムに名指しで質問に答えさせることも効果的だろう、という提言を得た。 - 教室の構造:今回は縦長教室であったが、教科によっては横長の方が効果的な場合もある。本講義も、スライド視聴や講師との距離感(質疑応答などに有利)の点では、横長の方が良かったかもしれない。
- 講義中に、いかに学生を寝かせずに興味・集中力を維持させるか?
これは永遠の課題であり、名案はまだ無い。本講義の方法は十分効果的だったので、他の講義にも普遍化できる可能性はある。