難関!実験動物一級技術者の資格認定試験に
動物生命医科学科3年生の18名が合格!!

 公益社団法人 日本実験動物協会では、動物実験に関する高い知識・技術を持つ専門家を実験動物一級技術者として認定しています。
 この実験動物一級技術者試験は、大学生の合格率が約15%という狭き門であり、1次試験(学科試験)及び2次試験(実技試験)に合格することが必要です。
 総合生命科学部 動物生命医科学科では、3年生のうち24名が1次試験(学科試験)に挑戦して19名が合格。1次試験合格者全員が第2次試験(実技試験)を受験した結果、みごとに18名が合格を果たしました。さらに、合格者のうち、学生部門の1, 2, 3位を独占し、3名は成績優秀者として、日本実験動物協会から表彰を受けています。

 合格者の一人である木村沙也加さんは、「難関といわれている学科試験、実技試験は不安でしたが、努力をすれば必ず報われると信じ、勉学や実技練習に励みました。実技においては、不器用な自分に苛立つこともありましたが、先生方や先輩方にご指導していただいたり、自主練習を行ったりすることで、合格することができました。そして、ここまで頑張れたのは、共に頑張ってきた仲間がいたからだと思います。これからは、今回の経験や資格を活かし、製薬関係の仕事に就き、病気で苦しむ人達の役に立ちたいと考えています。」と抱負を語っています。

 また、熱心に指導されてきた、動物生命医科学科 松本耕三先生は、「昨年は17名合格で、ビックリしたのですが、今年はさらに1名多い18名合格で本当にビックリしています。2次の実技試験は極めて難しいことを考えると、ひとえに学生さんの頑張りと、学科の先生方、事務方の全面的な支援のお陰で、今回の快挙につながったものと思います」とコメントを述べた。

 各種医薬品、化粧品、食品の開発あるいは家畜・家きん類の飼料等を開発する際には、常に精度の高い動物実験が求められます。
 総合生命科学部 動物生命医科学科では、環境、食品、各種医薬品等の果たす機能及び安全性の維持に高い関心を持ち、各種実験動物を用いた研究・技術で社会に貢献する人材の養成も目指しています。

 
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