12月11日（木）15号館15102セミナー室において、総合生命科学部バイオフォーラムが開催され，明治大学農学部の矢野健太郎准教授に「有用植物遺伝資源の高度利用化に向けたシステムズ・バイオロジーの確立」と題し，講演頂いた。

　今回の講演では、現在の研究の流れとしての大規模情報解析について、Ｗｅｂ上に蓄積された情報を活用したバイオインフォマティックス基盤整備について話をしていただいた。主に有用植物についてオミックス情報の利用の方法の開発とそれによって得られた結果について実際の解析結果をもとに解説をしていただいた。あまりなじみのない大規模オミックス情報の利用や、データベースの利用法、自然言語処理を利用した情報の取得などについて具体的に基礎的な部分から紹介していただいた。