総合生命科学部 生命科学セミナー開催(2014.03.24)
日時 | 2014年3月24日(月) 16:00〜17:30 |
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場所 | 京都産業大学 15号館1階 15102セミナー室 交通アクセス |
世話人 | 京都産業大学 総合生命科学部 生命システム学科 永田 和宏 |
共催 | 京都産業大学総合生命科学部、CREST・JST |
【講師】稲田 利文 氏
東北大学 大学院 薬学研究科
【演題】リボソームをハブとしたmRNAとタンパク質の品質管理機構
正確な遺伝子発現は生命現象の根幹であり、その破綻や異常は様々な疾患の原因となる。異常なmRNAとタンパク質が品質管理機構により認識・排除されることで、遺伝子産物の恒常性が維持される。最近我々は、リボソームをプラットフォームとしてmRNAとタンパク質の品質管理機構が密接に関係することを見出した。
本セミナーでは、①異常翻訳の認識機構と②異常mRNA由来の新生鎖の分解促進機構について、新規ユビキチン化因子の機能を中心に最新の知見を紹介したい。