総合生命科学部 第11〜13回バイオフォーラム2010
最先端の生命科学研究に触れてみませんか
第11回
重金属集積植物の機構解明と応用
重金属集積植物は、高濃度の重金属を地上部に蓄積する特殊な植物である。このような植物が体内でどのようにして重金属を集積・解毒しているかは興味が持たれ、様々な手法で研究が進められている。また、重金属汚染土壌を植物を用いて浄化する「ファイトレメディエーション」や、レアメタルなどの有用な重金属を植物を用いて濃縮、回収する「ファイトマイニング」への利用も期待されている。本フォーラムでは、基礎的な研究成果の蓄積をいかに応用に結びつけるか、実際の研究例を紹介しながら述べる。
講師
滋賀県立大学 環境科学部生物資源管理学科
原田 英美子 准教授
日時 | 2011年1月7日(金) 開場 16:15〜 開演 16:45〜(講演時間:60分) |
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場所 | 京都産業大学総合生命科学部 15号館15102セミナー室 |
備考 | 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎 |
主催 | 京都産業大学 総合生命科学部 |
第12回
サイトカインによるin vivo免疫応答制御
免疫系は、アレルギーや悪性腫瘍を含む、さまざまな病態の発現と制御に重要な役割を演じます。アレルギー反応と抗腫瘍免疫応答における、インターロイキン-21(IL-21)とIL-27が果たす機能を解析し、さらに新しい治療法にも繋がる知見を紹介します。
講師
京都府立医科大学大学院医学研究科 免疫・微生物学 松田 修 教授
日時 | 2011年1月12日(水) 開場 15:30〜 開演 16:00〜(講演時間:90分) |
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場所 | 京都産業大学総合生命科学部 15号館15102セミナー室 | |
備考 | 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎 | |
主催 | 京都産業大学 総合生命科学部 |
第13回
モデルマウスを用いた、細胞の極性の形成維持を司る遺伝子の機能解析
神経細胞や腸の上皮細胞などには方向性(極性)があり、それがこれらの細胞の機能(刺激伝達、分泌、吸収など)に必須であります。その極性の形成維持に細胞内の方向性を持った輸送(極性輸送)が重要とされており、極性輸送を担う遺伝子が十種類前後知られています。今回、それらの遺伝子の欠損マウスを用いてそれらの遺伝子の機能を解析した結果を紹介します。
講師
大阪大学医学系研究科 細胞生物学講座 原田 彰宏 教授
日時 | 2011年1月14日(金) 開場 16:15〜 開演 16:45〜(講演時間:60分) |
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場所 | 京都産業大学総合生命科学部 15号館15102セミナー室 | |
備考 | 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎 | |
主催 | 京都産業大学 総合生命科学部 |
問い合わせ
京都市北区上賀茂本山
京都産業大学総合生命科学部事務室
Tel.075-705-1466