2008年度神山祭 今井ゼミナール部展
『ラテンアメリカ、光の21世紀へ』

 今年の神山祭で、私達は講義を通じて学んでいるラテンアメリカについて、「ラテンアメリカ、光の21世紀へ」と題し、明るい部分にスポットを当て展示を行いました。今年は、ラテンアメリカを代表するスポーツであるサッカー・今世界的に注目を浴びているバイオエタノール・女性問題・世界遺産・コーヒー・音楽、と六つにテーマを分け、取り組みました。

サッカーゲーム体験コーナーでは、子供から年配の方まで、ゲームを通じて様々な人とのふれあいがありました。中南米原産の豆を使ったコーヒーの試飲コーナーも、昨年と同様、とても好評でした。

また、ラテンアメリカは、バイオエタノールの生産量が非常に多い事や、強い女性の活躍が目立ち、女性大統領が誕生するなど、今回の展示で訪れて下さった方々に、より明るくなっていくラテンアメリカについて伝える事が出来たと思います。

 本番までの準備の段階では、十分な話し合いが出来ず、作業に入るのが大幅に遅れてしまいました。いざ作業に入っても、それぞれが個人で動いていて、チームとしての動きが出来ていませんでした。そして部展に対する意識が皆ばらばらなまま、作業を進める日々が続きました。衝突や意見のぶつかり合い、教授から尻を叩かれる事も多々ありました。

 しかし、本番が迫ってきてやっと、一人一人が成功させたい、楽しみたいと思うようになり、まとまるのが非常に遅かったですが、そこから全員が一丸となって作業に取り組めたので良かったです。

 神山祭当日は、本当に多くの方に来ていただき、感謝すると同時に、ラテンアメリカについて少しでも知って頂けたかなと思うと、とても嬉しいです。

 「気合いの入った部展だね」「楽しかった、ありがとう」と言って、笑顔で帰られる方を見て、私達もとても嬉しく、やって良かった!という気持ちになりました。

 今年も部展大賞候補にノミネートはされましたが、賞を受け取る事は出来ませんでした。悔しい気持ちはありましたが、賞よりももっと貴重なものが得られた気がします。部展の為に皆で頑張ってきた事、部展をきっかけによりメンバーの仲が深まった事。
今回ゼミ長をさせて頂きましたが、至らない点ばかりで、皆にすごく迷惑をかけてしまったな、と思います。でも、皆の支えがあったからこそ、最後までやり通す事が出来ました。

 先生をはじめ、今井ゼミの皆と楽しく充実した時間を過ごせた事。とても感謝し、心から嬉しく思います。本当に有難うございました。これからも、今井ゼミの部展を楽しみしています。

言語学科 スペイン語専修 牧雄一郎

PAGE TOP