051028 3年次・垣野佳苗訳

2005年10月28日付コンパス紙より

バンダ・アチェ県とアチェ・ブサール県の4つの郡の百数十名の住民がバンダアチェ国土庁支所でデモストレーションを行った。彼らは登記簿をすぐに分配し、国土庁は土地の測定を繰り返さないように要求した。


ジャカルタでは昨日、ジャカルタの国土庁長官は、土地の測量を行い、権利を持つ国民にやがて無料で分配される登記簿作成のためにすぐに190の担当官を出すことを約束した。


バンダ・アチェとアチェ・ブサールの国民のデモはJaringan Udeep Bausaree(JUB)とSwadaya Masyarakat Uplink Indonesiaという団体によって動かされた。


Surin村の村民Sudirman Aliによると彼らの土地はすでにUplink Indonesiaによって自ら進んで測られた。その結果、国土庁は繰り返し測量する必要はない。それは予算の無駄使だ。


Jaya Baru郡Lamjsmee村民であるLuqmanは、国土庁はすでに2回繰り返し測ったが今日まで約束された登記簿はまだ与えられていない、と付け足した。


Uplinkの委員長であるWardah HafidzはJUB、Uplink Indonesiaはすでに3郡、すなわちMeuraxa、Aceh Jaya、Peukan Badaの中の24村で測量した、と明らかにした。「私たちは国土庁によって決められた標準にあったプロセスで全体的な調査の方法を使った」と言った。


Wardahもまたバンダアチェ国土庁支所がすでに測られ、国土庁へ行った土地の登録、無作為標本を通しての繰り返しのチェック、通知、そして権利の記帳、登記簿の発行をすぐに行うよう要求した。


バンダアチェ国土庁支所の土地権利部長であるYazrilはデモを行っている国民に会った時、国土庁の土地測量には、Multi Donor Trust Fund for Aceh and North Sumatra(MDTFANS)によって資金が提供された。


Yazrilによると繰り返しの測定は、もし結果が損害をもたらされる側に将来対立がおこらないようにする必要がある。「私たちは繰り返し測定し続けるだろう。なぜならもし争いがあれば責任をとるのは誰か」と言った。


国土庁長官Joyo Winotoは、津波を受けたアチェ地域の土地の登記を行い続ける、と述べた。


2006年初めの最初の目標は、50,000の登記簿である。続いて総数600,000区画の土地が、2009年には登記を終わらせることを目標とする。


全体的に津波を受けた土地の登記簿の費用は2800万米ドルにも達する。その費用は国によって補償されるので、土地を登記されたアチェ人は費用を出す必要がない。


2004年12月26日にアチェで起こった津波から無事であった登記簿を安全にしようとしている。初めはマイナス40度の冷凍室で保管され、その文書は11月の終わりまで乾燥室に保存される。


(2005年12月10日、3年次ガジャマダ大学留学中・垣野佳苗訳)

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