050929 3年次・軽野雅洋訳

2005年9月29日付NiasIsland. Comより

Gunungsitoliの避難所の住民たちは、電気と飲料水の不足を嘆いている。Gunungsitoliの、支援センタ-長Robert Janelyは、Nias州のGunungsitoli郡のMudik村Supomo通りの避難所に、自家発電機を送った。その避難所には、76世帯あまりが暮らしており、電気の供給がないことを住民が嘆いていた。Robert Janelyは、「新しいインドネシアの光」という新聞で、住民が電気を望んでいることを知った。そこでMudik村Supomo通りの避難所に現地視察に向かい、住民の多くの嘆きを聞き取り、1台の自家発電機を送ることを決めたのである。


避難所の代表Zulhelmin Wauは,それに対し感謝の意を表した。Robert Janelyは、自家発電機のガソリンについては、各自で賄って欲しいといったが、これに対して避難所の代表Zulhelminは、ひとまず頷いたあと、Nias県知事に対して、Niasにガソリンが不足していて、自分たちでは賄うことができないから、ガソリンを用意してもらいたいと窮状を訴えた。


「新しいインドネシアの光」の記者が現地に取材をして分かったことに、住民たちは電気の問題以外に、飲料水の問題も抱えていた。一日に一つのタンク分しか水の供給がなく、多くの世帯が水を得られていない現状があった。避難所の代表は、記者に対して、政府に、水を積んだタンクが来ても、水を得られない者が多くあるような、深刻化を増す飲料水不足を解決して欲しいと言った。この問題は、すでにRaradodon Daeliによっても取り上げられている問題であるとも。Boyo村の例をとって見てみると、公社のマ-クをつけた水タンク車が来ても、空のタンクを抱えたまま家路につく、多くの住民の姿が見られる。Gunungsitoli市民は、アチェ・ニアス復興債権機構に、水問題を取り上げてもらい、飲料水の不足によって死者が出ることの無いよう、協力を要請した。


(2005年12月20日、3年次・軽野雅洋訳)

PAGE TOP