050908 4年次・藤田千陽訳

2005年9月8日号GATRA.Comより

商業相のMarie E.Pangestuは、北スマトラのブラワン港で、いまだにとどまっているアチェ津波とニアス島地震被害者たちのための、外国からの援助のお米251個のコンテナを、早急に輸送するように、通達した。


ブラワン港のブラワン税関の役人からの報告によると、援助物資の送付人が指示している受取人の企業や団体は、251もの多くのコンテナを受け取る事ができない。


商業大臣は、PPED(地域の輸出品展示会)を開始し、メダン工業地域で、経営者たちと対話を行うために、メダンに滞在している。


「アチェ津波とニアス島地震の被害者たちを助けるために、外国からの援助のお米が腐らないように、早急に輸送しなければならない。」と言った。


同氏はまた、ブラワン港のタ-ミナルでとまっている米以外の支援物資も早急に輸送される事を望んだ。「もし輸出入に私のサインが必要なら、今すぐします。」と言った。


一方、税関長のTambos M Naiborhuはブラワン港に入った支援物資の合計は6534TEus(20フィ-トコンテナ(30立方メ-トル)が6534個分)に達したと言った。


その合計から、5697TEusは書類上、行き先等が解決されたばかりで、残りの657TEus(高級車18台を含む)は、送付人が指定した受け取り先への引渡がまだできないでいる。


「その支援物資はさらにたまっている。なぜなら、書類上ではすでに解決されている受取人の企業や財団によって受け取られていないからである」とTambosは言った。


ブラワン税関で輸出許可を得ているが、受け取られていない支援物資の合計は276TEusにもなる、と言った。


「税関側は、早急に受け取ってもらえるよう、受取人と連絡をとっている。しかし、現在まだ受け取られていない。


まだ受け取られていない品物で、食物や飲料水、薬などがあるなら、それが役に立たすことができない事を心配する。なぜなら、それらには賞味期限があるから。」と言った。


(2005年12月20日、4年次・藤田千陽訳)

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