050412 4年次・藤田千陽訳

2005年4月12日号雑誌ガトラより

ユドヨノ大統領は国民に要求した。最近起こったいくつかの地震を迷信のものとして捕らえないように。なぜなら、その、自然災害の事件(地震)は、科学的に明らかにできるからである。「我々が千匹の山羊をいけにえに捧げていないことを迷信のものとしてはならないのである。」と大統領は言った。


大統領は、千匹の山羊をいけにえに捧げるようにと要求されたメッセージを、携帯メール・電話でたくさん受け取った、という。「大統領、どうか千匹の山羊をいけにえに捧げてください。」もし、この奇妙な提案に従うなら、地震があった地域を訪れる時間を持ったり、緊急事態を克服する活動を行うことは困難だ、と大統領は言う。


当然、国民は神に祈らなければならない。いろんな災難から避けられるように。大統領は国民に述べた。「他人の悪口を言ったり、神に対して悪い言葉を言ったりしないように。」


大統領は、閣議で、以下のように述べた。「地震がなぜ起こったのか、気象庁長官に説明を求めた。」2005年4月6日〜7日にニュージーランドで、地震に関する国際団体からすでに説明を受けていたと述べた。「最も大事なことは、一連の地震、火山噴火や津波の原因は科学的に明らかにされている、ということを我々が理解することである。」


インドネシアには、たくさんのプレートがある。スマトラ西海岸のほぼ全体に断層がある。さらに、ジャワの南岸にも断層がある。断層が無い地域は、カリマンタンだけである。これからも、100年毎、200年毎、300年毎というような一定のサイクルで、地震は起こるであろう。


(2005年7月31日、4年次・藤田千陽訳)

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