050319 3年次・吉野綾希子訳

2005年3月19日号雑誌テンポより

世界スカウト活動組織コミュニケ-ション団体(スカウト活動の世界組織/WOSM)の理事長であるMark Clayton氏は、この2日間の間、アチェを訪れた。この金曜日(3/18)から始められた訪問は、先月、ナングロ・アチェ・ダルサラム州を考えるボ-イスカウト200人を指導していた、国内の有力者のSusi Yuliatiさん、Jatmiko Rasminさんの2人と共になされた。


このインドネシアの訪問を、Mark氏は、世界スカウト財団(WSF)の代表として行った。この財団はスウェ-デンの王が総裁を務める団体である。Mark氏によると、現在集められた資金は、US$250,000で、さらに各US$100,000の資金を約束している異なる2国の2つのスカウト団体があるそうだ。「全世界のボ-イスカウトメンバ-である、5・6歳の子供から25歳の青年によって集められた資金であるため、合計金額は多額ではありません。」とMark氏は語った。


他方では、各国のスカウト団体も、スカウト活動の発展を支持している企業や機関から、寄付金を集めている。これらの合計金額は多額である。しかし、Mark氏は、スウェ-デンの王が総裁を務めるWSFは、会員からも、広い社会からも寄付金を集め続けているので、合計金額はいくらでも上がると語った。WOSMも一緒になって、「ツナミ・スカウト支援基金」という名の特別な貯金の中で、その資金は集められている。のちに、その資金は、アチェや北スマトラを含む、地震・津波で被災した地域でボ-イスカウトたちが行うプロジェクトにあてられる。


Mark氏は、2005年6月頃から8月頃まで、ナングロ・アチェ・ダルサラム州の16〜20歳のPenegak、21〜25歳のPandegaボ-イスカウト達によって普段行われているジャンボリ-・キャンプや、奉仕キャンプを開催するためのボ-イスカウトの活動プランを歓迎している。Mark氏によれば、このような活動は、支援を得るのに相応しく、世界のスカウト団体は、その素晴らしい主導権を、必ず全面的に支持するであろう、とのことである。


ボ-イスカウト全国本部の副総裁である、Parni Hadi氏によると、奉仕キャンプ活動の目標は公共施設を設立し、修復することである。Parni Hadi氏は、「被災地や避難所は良い状況です」と語った。


(2005年7月31日、3年次・吉野綾希子訳)

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