0503 2年次・岡田ひづる訳

2005年3月号雑誌バハナより

人間は社会的存在として、誰かが自然災害のような困難や人間が直面する様々な問題に直面している時に、思いやりの心を持つことが必要である。現在、アチェや北スマトラの社会が直面している苦難に鑑み、トラジャ教会の全信者は、51,000,000ルピアにも及ぶ基金にタナトラジャ県政府からの84,000,000ルピアを加えた援助を届けることで、アチェと北スマトラに対する連帯の心を表明した。また、様々なメディアを通して直接援助をとどけた教会信者もいる。


この連帯による援助は、種族、宗教、人種の違いに関わらない人道的価値によるものだ。


このことは、南スラウェシ州知事H・M・アミン・シャムが2005年1月25日公邸において自然災害犠牲者の為の援助を表明した時に、知事に対し、トラジャ教会会議実行委員長が明らかにした。この時には、トラジャ教会会議実行委員長ソルマン・バティ牧師の他にもタナトラジャ県副知事C・L・パリンボン、社会部からアユブ・トディン・アロ等も出席していた。


知事はトラジャ教会信者とタナトラジャ県政府から示された連帯に対して、様々な違いに関わらない人道的価値による支持であることを強調しながら深く感謝の意を述べた。


(2005年3月31日、2年次ガジャマダ大学留学中・岡田ひづる訳)

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