同窓会の感想 小林(福井)美奈子

 4年に一度、オリンピック開催年に行われるインドネシア語専修の同窓会が、ついに今年やってきました。同級生数人と連絡を取り合いましたが、仕事や育児で都合がつかず、今回は欠席するとのこと。前回参加できなかった私は、もしかしたら連絡を取っていない同級生と出会えるかもしれないと思い、8年ぶりに出席することにしました。

 8年前の同窓会も全日空ホテルで開催されたので、地下鉄を降りた時にはすでに懐かしさを感じました。ホームで周りを見渡すと、そこにはキャンパスで出会ったことのある先輩方、313教室で共に学んだ仲間の姿! ホテルへと続く道でも会話が弾み、まるで同窓会が始まったかのようでした。そして、自分でもびっくりするほど急に、自然に、“学生時代”に戻った気分になりました。

 インドネシアから一時帰国して同窓会に参加された先輩。私のことを覚えていてくれて、話しかけてくれた後輩。そして、あの頃と変わらず、パワーあふれる恩師。たくさんの同窓生や先生方と再会を喜び、おしゃべりに花を咲かせましたが、2時間はあっという間で、もっとこのまま同じ時間を過ごしていたいと思ったほどでした。10年前、恩師の元でクラスメイトと共にインドネシア語を学び、大学生活の4年間が糧となり自信となり、今の私に繋がっているんだと、再認識した同窓会になりました。

 インドネシア語専修の卒業生は、今年で961名を数えるそうです。今回の同窓会の出席者は125名とのことでした。これほど多くの同窓生が一同に会し、交流を図れるのも、インドネシア語専修ならではではないでしょうか。時期は違えども、京都産業大学でインドネシア語を学んだ経験を共にする仲間と語り合える機会を設けてくださった同窓会事務局をはじめとする方々に、大変感謝しております。

 京都産業大学でインドネシア語を選択したことにより、こんなにたくさんの仲間とめぐり会え、本当に幸せだと思った1日でした。残念ながら、1998年入学の同級生が2人きりだったので、4年後の同窓会ではもっとたくさんの313メンバーと再会を果たしたいな!と願っています。

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