インドネシア語専修学生対象就職説明会

説明会の様子

　11月22日（月）、インドネシアの首都ジャカルタのリクルートサービス会社、セルナジャヤ・プリマ社マーケティング担当の森智和（もり　ともかず）氏が、30名のインドネシア語専修学生に対し、インドネシアでの就職に関する説明会を行った。

　森氏は、まず、インドネシアの経済、社会の現状や生活環境について話し、引き続き、インドネシア現地採用者の労働環境や労働条件、インドネシアで働くにあたり必要な能力や心構えについて詳しく説明した。

　それによると、インドネシアの経済は順調に成長しており、この傾向は今後も続くと考えられ、現地の日系企業は、柔軟で積極的な考えとインドネシアで長く勤める意欲を持ち、インドネシア語学力を備えた人材を求めており、優秀な人材は複数の企業によって取り合いになるとのことである。

　森氏自身、インドネシアへの留学をきっかけに、インドネシアで就職し、将来はインドネシアに帰化することも視野に入れていると話し、学生たちに、日本を飛び出し、インドネシアの活気あふれる環境の中で働いてみようと呼びかけた。

　予定されていた1時間の説明会が終了した後も、学生からの質問は途切れず、森氏には場所を移して学生に対応していただき、学生も熱心に森氏のお話を聞いていた。

　森氏も話されていたが、インドネシア語専修を卒業し、インドネシアで働いているOB・OGも多く、今回説明会に参加した学生の中から一人でも多くの学生が、インドネシアでの就職を実現させるよう期待される。