060613 4年次・垣野佳苗訳

2006年6月13日付雑誌テンポ・オンラインより

ガジャ・マダ大学は地震の被害に遭った3900人の学生に奨学金を与える

ガジャ・マダ大学の学長は大学側は5月27日地震の犠牲になった3900人の学生に奨学金を与える予定である、と述べた。その数は3500人の在学生と2006年9月に入学する予定の学生400人からなる。


その学生たちは奨学金を1年間与えられ、UGMと関わりのある学生の財力に合わせて延長することができる。


学生に対する奨学金の他にUGM側はまた地震の結果家が破損した960人の教職員に対しても修復の援助をした。家が破損した教職員に対してUGMは1人につき100万ルピア(日本円で約1万円)もの支援金を与えた。それ以外にUGMはまたすでに公務員の地位を持っている人には住宅貯金計画庁からの援助を受けることができるようにする努力をしている。


「6月29日から7月3日までUGMの入学予定者は再登録をしなければならない。地震の被害者になった彼らにUGMが奨学金を与える予定でありそれは私たちの約束であるので再登録を心配する必要はない。教育の問題がとどまることのないように」と学長が言った。


学長によると3900人の学生に奨学金を与えるために1年間で200億ルピア(日本円で約2億円)が必要である。このため額はとても大きく、最初の段階では彼らに1年間奨学金を与えるという約束しかできない、と付け加えた。


(2006年7月22日、4年次・垣野佳苗訳)

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