060610 4年次・川井智子訳

2006年6月10日付デティック.コムより

地震によりクラトンで教師55名、生徒256名死亡

5月27日の地震により教師55名、生徒256名の死亡を記録された。75校の学校(校舎、設備含む)が崩壊し、他298校は大破した。5つのプサントレンは崩壊、他13は大破した。


教師・生徒の死亡そして学校の破損が最も多く起こったのは、最もひどく崩壊をしたクラトンの3つの郡、ウェディ, ガンティワルノ, プランバナンであると、クラトン教育文化局長ジョコ・ストリスノ氏は述べた。


「そのデータは特に死亡率についてだが、未だ最終的なものではない。私たちはデータ収集を続けている。それ以外に、何人かの被災者は未だ集中治療を受けている。」とジョコ氏は6月10日土曜、記者に説明した。


地震被災者となった教師たちの家族は、土曜に見舞金あるいは弔慰金として一人当たり一千万ルピアを受け取る。
その見舞金はスマランのスティア・カワン財団から出された。


その他に、クラトンの学校325校がひどく破損した。その内75校は全面的に破損、あるいは崩壊した。破損の詳細として、幼稚園16個、小学校325校、中学校16校、高校及び職業高校が16校である。一方崩壊したのは小学校52校、中学校12校、高校10校、職業高校1校である。


校舎再復興のプロセスがいつ実現するかは未だ決定はできないことをジョコ氏は認めた。しかし再復興のための資金はすでに中央政府、州政府、クラトン県政府、並びに何人かの寄付提供者から援助された。


そのような状況にもかかわらず、ジョコ氏はすでに担当者・関係者に後日始まる2006学年度の新入生の受け入れを行うように、という通達を出している。


「新入生を受け入れない理由などない。しかし、入学案内のパンフレットにおいて各学校は正直でなければならない。例えば崩壊、あるいは大破している学校は教育の場所である校舎の状態が未だ一時的に緊急状態である、ということを伝えなければならない」とジョコ氏は続けた。


(2006年7月5日、4年次・川井智子訳)

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