060607 4年次・森本洪太、4年次・井村糸芳共訳

2006年6月7日付コンパス紙より

ジョグジャのためのパレードと流し

ジョグジャカルタ特別州の地震の犠牲者に対する援助や支援は続いている。
今回、北スマトラ州メダン市に住んでいるジョグジャ出身の人々も、みんな一緒になってジョグジャのためを思って様々な活動をし、ジョグジャの政府と人々に対する資金援助もしている。望みとしては、ジョグジャ政府とジョグジャの人々が、より良い方向へ生活のあらゆる面を整えて、すぐに復興できるようにするということだ。


北スマトラ州メダンのジョグジャカルタ特別州県人会長のサミディーさんによると、メダンに住むジョグジャの人々はすでに4日間「ジョグジャは泣いている」という名前の地震情報連絡センターをメダンに設けた。


ジョグジャ県人会はジョグジャカルタで発生した地震の犠牲者のことを心配している多くのメダン市民からの援助も受け取っている。また、メダンのジョグジャ出身者は、短剣を身に付けないジョグジャの民族衣装を着て、ロータリでパレードを行った。その活動は多くの歩行者達の注目の的となった。その行動によって、ジョグジャカルタの伝統衣装を知ってもらい、また、今ジョグジャカルタの町は地震のせいで悲しみに沈んでいるということも知ってもらいたいのだ。他の面では、若い世代もミュージックカントリーという名前の活動を開いた。すなわち、一般の人々に向けた流しだ。その活動の成果である集まったお金はジョグジャカルタの地震の犠牲者を助けるために全額使われる。その活動はメダンのショッピングモールの駐車場で行われた。


ジョグジャカルタの地震の犠牲者への精神的支援として、様々な宗教的背景を持つメダンのジョグジャ県人会は、去る2006年6月2日、共に祈りを捧げるために集まった。


そのお祈りの行事で、ジョグジャ県人会は精神的支援と同時に人々から集めた1174万2千ルピアの資金援助を申し出た。計画ではその資金は、ジョグジャカルタ特別州の政府の口座を経由して、ジョグジャカルタ特別州知事・スルタン・ハメンク・ブウォノ10世に直接送られる。


(2006年6月9日、4年次・森本洪太、4年次・井村糸芳共訳)

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