ドイツ語学科のヤスパゼン教授がイタリア大統領特別賞を授与されました

 ヤスパゼン教授の作成したラジオ・ドキュメンタリー作品 『「想定外」3.11複合災害と日本』 が、2012年の Prix Italia でイタリア大統領特別賞に選ばれました。この作品は、 東北の被災地に住む人々が津波や福島での原子力発電所災害のもたらしたものにどのように取り組もうとしているかを描いたもので、98作品の中より栄えある賞に選ばれました。審査委員会は授賞の理由を次のように述べています。「想定外」で描き出された様々な問題は、世界的な規模で重要性を持つものであるが、とりわけ原子力エネルギーを生み出している国々にとっては重大である。

 Prix Italia は、世界45か国の公共放送や民間放送が加盟する、ラジオ・テレビ・インターネット分野で最も歴史のある、また最も重要な国際コンテストとして知られています。

 今回の受賞は、長く日本とドイツに関わる研究活動に携わってきたヤスパゼン教授の研究成果が海外でも高く評価されたことのあらわれだとドイツ語学科一同、心から喜んでいます。

 おめでとうございます。

  • ドイツ語学科のヤスパゼン教授がイタリア大統領特別賞を授与されました
  • ドイツ語学科のヤスパゼン教授がイタリア大統領特別賞を授与されました

左から、フランチェスコ プロフーモ氏(イタリア教育大臣)、ヤスパゼン教授、ジョバンナ ミレラ氏(Prix Italia 事務総長)

PAGE TOP