ドイツ語学科生、難関国家試験「通関士」に合格!

ドイツ語学科4年生の丹山 大樹君が、先般発表のありました難関国家試験の通関士に見事合格しました。これまでも、留学等で活躍の丹山君に、教学センター(外国語学部担当)の奥村がインタビューをしました。

奥村:合格、本当におめでとうございます。合格率が7.7%ということを考えても、すばらしい快挙ですね!

 

丹山:有難う御座います。本当に皆様のご声援とご協力があったからこそ、成し遂げられたことです。
これから、就職アドバイザーや卒業旅行もありスケジュールが少し厳しいかと思いますが、また新たな試験にも挑戦してみたいと考えています。

 

奥村:ところで、通関士の試験を受けようとしたのはなぜですか?

 

丹山:理由は、大きく2つあります。
通関士資格取得前、私が保有していた資格というのは、普通自動車免許などを除くと、TOEICやドイツ語などの語学検定だけでした。外国語学部ですので、語学の資格を持っていることは、時に当然のように判断されますし、自身でも感じることがありました。そこで、容易に取得することができない国家資格を保有することで、自信の強みを一つでも増やしたいと思ったことが、一つ目の理由です。
二つ目の理由は、海外との繋がりを意識して学生生活を過ごしてきましたので、それに関係する資格があれば将来に有益ではなかろうかと考えたことです。また同時に、現在の内定先の会社でも有益に使うことができるかなと考えたため、通関士を受けることに決めました。

 

奥村:本学の課外講座の通関士講座をとっていましたか?(確かとっていましたよね?)で、通関士講座、役に立ちましたか?

 

丹山:はい。とっていました。
私は、本学の講座、とりわけ講師の上田先生のご指導や一緒に勉強した仲間がいなければ、現在の合格は成し遂げられなかったと信じています。
参考書を只丸暗記させる授業ではなく、税関勤務から得た実務経験をもとに、卓越した指導方法で合格まで導いて下さいました。上田先生のもとなら、やる気と根気さえあれば、どんな学生でも合格することが出来ると思います。
以上から、私は本学の講座は、大変価値のあるものであったと感じています。

 

奥村:どれくらい、どんな勉強していましたか?

 

丹山:講座が始まるのは、ゴールデンウィーク明けの五月中旬です。
春セメスターから夏休みまでは、留学なども響いて卒業単位がまだ取得できていなかったこともあり、週に二回、講座での勉強が主でした。
しかし、夏休みに入ってから、10月の試験日までは、講座や自習、そして先生がボランティアでご指導して下さる勉強会などに積極的に参加しました。勉強時間をざっと換算すると、一日平均6〜7時間じゃないでしょうか。
する日は、講座の勉強も合わせれば、13時間。しない日でも2、3時間ほどは勉強していたと記憶しています。もちろん、休憩の日も多々ありました。(笑) 
勉強方法は、先生のご指導に従い、過去問を徹底的に解いたり、条文や参考書を暗記していました。
試験前は、過去のテストを何年分か解くことで総復習をしていたと記憶しています。
補足ですが、最近の通関士試験の傾向として、ただ参考書を丸暗記していては合格しない傾向があります。
そんな中、人気と需要が高まる当試験に合格するためには、卓越した指導者は欠かせない必要要因だと思います。
本学には優秀な方が多いので、是非興味のある方は躊躇せずに挑戦してほしいと個人的に感じています。

 

奥村:積極的にチャレンジする姿勢、京都産大生らしくっていいですね!これまでも、2カ国留学やTOEICで高得点を獲得するなど、外国語学部生らしい活躍を見せてもらいましたが、これで更に一歩前にでましたね。これからもいろんなことにチャレンジしてくださいね!

 

丹山:いえいえ、まだまだこれからです!
私の試みをホームページに掲載して頂けることは、大変光栄なことで非常に嬉しく感じていますし、奥村さんのような方に応援して頂けると本当に心強いので、これからも丹山頑張ります!(笑)

 

と、爽やかに語ってくれた丹山君。そんな彼の、京都産業大学での学業の集大成としての、通関士へのチャレンジと合格。誠にお見事でした。彼の今後の活躍が楽しみです。
これからの国際社会で活躍するために、語学の習得と併せて、資格取得にもチャレンジしたい。そんな「一歩先へ」進みたい学生のために、本学では様々な「資格・課外講座」を準備しています。
未来につながる確かなPOWERが、そこにはあります。

 
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