平塚 徹 HIRATSUKA TOHRU
担当科目
インテンシブ・フランス語D,インテンシブ・フランス語F,演習A,演習B,認知言語学
メッセージ
フランス語とは、どのような言葉でしょうか。おしゃれな言葉とか、美しい言葉というイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかし、フランス語がどのような言葉であるかを簡単に語り尽くすことはできません。そこで、ここでは、フランス語が国際語だということを特に取り上げたいと思います。
フランス語は、もちろんフランスの公用語ですが、それ以外にもベルギー、スイス、カナダ、それからかつてフランスの植民地だった国々でも公用語として使われています。また、フランス語を公用語とはしていなくても、第2言語や文化言語として位置づけて重視している国もたくさんあります。
また、フランス語は多くの国際機関でも使われています。国連はフランス語を含む6言語を公用語としていますが、事務局の作業言語は英語とフランス語です。国際オリンピック委員会では、フランス語と英語を公用語としていますが、このことはオリンピックのテレビ中継を見ていると、英語とフランス語と開催国の言語のアナウンスが聞こえてくることからも分かります。万国郵便連合も、フランス語を公用語としています。皆さんの中には、サッカーやF1に興味を持っている方も多いと思いますが、国際サッカー連盟のFIFAも、F1を主催するFIAも、フランス語の名称の略語です。
フランス語は、母語とする人の多さでは、世界中でせいぜい10位程度ですが、外国語として学んでいる人の数では恐らく英語に次ぐと思われます。これは、フランス語が外国語として学ぶ価値の極めて高い言語だということです。ウェバーという人が、「世界で最も影響力のある10言語」という論文を書いていますが、その中で、フランス語は英語についで2位にランキングされています。
このように、フランス語は多くの国や地域で使われているだけでなく、多くの国で重視され、また、多くの国際機関で使われているのです。国際的に活躍したい人は是非身につけておきたい言語です。
このようなフランス語ですが、皆さんは、何か縁遠い言葉と思っているかも知れません。しかし、街を歩けばフランス語の名前を付けたお店がいくつもありますし、テレビをつければフランス語を使ったコマーシャルがいくつも放送されています。このことに皆さんはあまり気がついていないかも知れません。しかし、少しフランス語を勉強すれば、フランス語が身近にあふれていることに気がつくはずです。そんな身近なフランス語をもっと深く学んでみませんか。そうすれば、フランス語はあなたを世界へと連れて行ってくれるのです。

