留学体験レポート

丸岡 麻衣 ケント大学(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2013年4月28日から
2013年12月20日まで
イギリス ケント大学 交換留学

 留学に対しては憧れはありましたが、就活や経済的なことも考えて迷っていました。そんな私に留学への後押しをくれたのは私が所属していたESS部での活動でした。活動内容の一つである週末に清水寺や二条城に行き、外国人観光客をガイドする中で英語で会話をすることの楽しさを知り、ケント大学は留学生の数も多く現地の人だけでなく様々な国籍の人に出会えると思い留学先大学として決めました。

 イギリスに着いてからは何もかもが新鮮で毎日が刺激的でした。イベントごとにはできるだけ参加するようにし、多くの人と出会うことを心がけました。最初のセメスターでは、アジアや中東系の人との関わりが多かったです。彼らから聞く母国の話は私の想像していたイメージと違っていてとても興味深く、私の視野を広げてくれました。特にイメージが変わったのは一番関わりの多かったタイ人に対してです。未だタイは発展途上国で栄えていないというイメージがあったのですが、彼らの話からとても栄えていることがわかり驚きました。またタイの留学生の中で料理がうまい子がいてタイ料理をよくふるまってもらいました。

 秋からのセメスターでは、ヨーロッパやネイティブの人たちとのかかわりも増えたのですが、春のセメスターと違いみんな英語のレベルが留学生でも高かったので、話についていけなくなり何度も落ち込みました。でも、うなずいたり理解できなかったことは思い切って聞いてみたりしてなんとか会話に入るように努力しました。このように会話では文法や発音などを気にせず伝えようとすることが大事だとこの留学で気づきました。また、春のセメスターの時と比べ授業の内容は難しくなり課題の量も格段に増えました。課題提出期間は毎日図書館に通っていました。この期間は精神的にもつらく、そんな時はよく友達や家族に励ましてもらいました。授業や課題で残りの留学生活を終えるのは嫌だったので、合間をぬってサークルのイベントに参加したり、友達とご飯を食べたりしていました。

 イギリスに来たときはまだ8か月あると思っていたのが、気が付くとあっという間に時間は過ぎていきました。辛いこともありましたが今思い返してみると楽しい思い出のほうが先に思い浮かびます。この留学は私にとって最高の思い出であり、自分を成長させてくれる機会でした。これから、留学を考えている人は就活などいろんな障害要素があると思いますが、社会人になってからこのような長期の留学をできる機会は少ないと思うので悩んでいるなら留学をしてほしいと思います。これからは留学で培った自信と経験をいかして何事にも挑戦していきたいです。

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