留学体験レポート

音島 実穂 香港中文大学(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年8月29日から
2012年5月15日まで
中国 香港中文大学 交換留学

 まずたくさんの人に香港で英語を勉強することはどうなのか、とよく尋ねられます。もちろん、英語圏で生活するほうがより自然な英語が聞けると思います。香港では普通広東語が使われ、大学内でも聞こえてくるのは広東語と普通話です。でも、香港中文大学は非常に大きな大学なので世界各国からの留学生が多く、英語で行われる授業が多いことが魅力だと思います。現地の学生も、話すことが大好きでフレンドリーな人が多く、イベントごともたくさんあるのですぐに仲良くなれます。ほとんどの香港の大学生は英語が話せるので中国語を教えてもらうこともできます。しかし、アクセントが強いので聞き取るのは本当に大変でした。何人かの留学生はパートナーを見つけてそれぞれの言語を教えあったりしていました。留学途中で、英語を話すのが怖くなって、外国人と話すのを避けたりしていた時期もあったのですが、今思えばすごくもったいないことだと思います。

 2学期間に中国語と英語の授業を全部で11教科取りました。

 中国語の授業は国際性があり、さまざまな人と触れ合うことができるのでとても楽しく参加できました。授業以外でも一緒にご飯を食べに行ったりしてより交流を深めることができました。オーラルのテスト前には何人か集まり一緒に中国語の勉強をしたりできたのでとても勉強の効率も良く楽しく学ぶことができました。

 英語の授業では自分以外は香港や中国大陸からの現地の学生ばかりです。正直、現地の学生の英語能力はとてもハイレベルで全然ついていけませんでした。特に、ディスカッションやディベートは一言も話せなかったりしました。自分が意見を言うことが苦手だとすぐにわかりました。でも、現地の学生がすごく親切でわからないことをいろいろと丁寧に教えてくれます。先生もとても優しく、私のことを考慮してくれます。それぞれの授業にプレゼンテーションがあり準備し、みんなの前で話すことの抵抗が最初のころと比べると無くなったように思いました。日本にいるころよりもレポートの数や字数が多くて大変でした。本当にこの大学の学生はすごいと感じ、見習っていきたいと思います。

 休日は友達と一緒に買い物に出かけたりご飯を食べにいったり、課題をしたりしていました。寮に一人でご飯を作って食べるよりもほかの学生と一緒に食べるほうが楽しく会話をするよい機会になったと思います。旅行にも行くことができ、自分の中で東南アジアへの興味が増えてきたように思います。この留学経験を通して自分のしたいことや、やりたい仕事を見つけらたらいいと思います。日本にいては感じることのできない現地の文化や習慣に触れることができて良い経験になっています。香港の学生はとても勉強熱心なので、一緒に勉強できたことは自分にとってとても刺激的でした。

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