留学体験レポート
下農 仁 マセイ大学(派遣留学)
留学期間 | 国名 | 留学先大学名 | 留学の種別 |
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2011年3月13日から 2011年12月16日まで |
ニュージーランド | マセイ大学 | 派遣留学 |
まず初めに留学をしようと思った理由は大学生活で何かチャレンジしたいと思ったのと何か将来に繋がる事をしたかったからです。私は英米語学科という事もあり英語をもっと勉強したいと思ったのも1つの大きな理由です。しかし、不安な事もありました。それは就職活動です。留学に行った期間は3回生の3月〜12月までで就職活動に支障をきたすのではないかと思いました。しかし幸運な事に例年より2ヶ月遅れの12月から就職活動が始まったので大きく遅れることがなかったので良かったです。
ニュージーランドの生活は日本と比べて大きく違い、私の考え、価値観そして少し性格も変わりました。日本ではどちらかというと内向的で知らない人に話しかけるとき緊張して何もしゃべれなかったのですが向こうでは道とかで歩いていると気軽に知らない人が話しかけてくれて驚きました。そして徐々に性格が外向的になっていきました。一番驚いたことは道ですれ違う人がほとんどhello!!と言って挨拶をして通り過ぎていくことです。ランニングしている人でさえ挨拶をしてくれて本当に驚きこの日本にはない文化がすごく好きでした。
学校では中東、アジアからの留学生がたくさんいて特に中国人と中東の人がたくさんいました。残念なことに大体の中国人と中東の留学生は授業にも毎日のように遅刻し、テストもカンニングしたりと何年も留学している人もいて何の為に留学しているのか疑問に思いました。日本人と韓国人は勤勉で遅刻欠席もなく全員上のクラスでしたが中国人、中東の生徒はほとんどが下のクラスでした。授業は1モジュール1日5時間×週5日×8週で行われました。テストはプレゼンテーションやレポートなどリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングがありモジュールによって科目が様々でした。先生によくDon’t hesitate to speak English! Don’t be shy!とよく言われていました。日本人がダメな所は間違えたらどうしようとか発音合っているのかなと考えてしまい発言しない事だと思いました。考えてるだけじゃ何も伝わらないし始まらないと思い積極的に発言する事を心がけました。ニュージーランドに到着して3週間過ぎたあたりに自分でバスとアコモデーションを予約し一人で旅行に出かけました。不安な気持ちが強かったですが地図を見たり人に尋ねたりして充実した旅行でした。11月には学校全体の卒業式に出られる事ができてすごく良い思い出になりました。ただ9ヶ月留学しないと出られないので9ヶ月にした方がいいと思います。英語はかなり上達したと思いますが9ヶ月では限界がありまだまだ足りないと思いました。留学から帰った後が一番しんどいと思います。なぜならリーディングとライティングはある程度維持できると思いますがリスニングとスピーキングを維持するのが難しいからです。私はスカイプでネイティブとしゃべったりして維持しようとしていますがどこまで続けられるかわかりません。日本人の留学生の数が減っていっていますが留学は視野が広がるし色々な経験ができ、何より学生のときしかできないことなので短期でもいいので留学した方がいいと思います。