留学体験レポート

池田 茉美 カリフォニア大学サンディエゴ校(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年9月4日から
2011年12月3日まで
アメリカ カリフォニア大学サンディエゴ校 認定留学

 私は中学生のころから留学に強い憧れを抱いており、大学に入学する際も絶対在学中に留学を実現させようと考えていました。そして4カ月という短期間ではありますが、ようやくその夢を叶えることができました。今思い返せば、本当に4カ月はあっという間で、私の人生の中で最も有意義な時間を過ごすことができました。私は今まで海外に行ったことがなく、行く前は少しアメリカでの生活に不安を抱いていましたが、その不安よりも期待や興奮のほうがはるかに上回っていました。私はサンディエゴへ留学したのですが、サンディエゴはアメリカの中でも治安が良く平和だし、たくさん観光する場所があると聞いていたので、現地に行くのが待ち遠しかったです。そしていざサンディエゴでの生活が始まると、最初の二週間はやはり日本との生活の違いや他国の人たちとの英語能力の差を実感し落ち込むことが多かったです。生活面では、私はアパートで韓国人と中国人と共に暮らしていました。日本では実家暮らしで家事もろくにしてなかったのでその面でも慣れるまで苦労しました。学校には多くの国から留学生が来ておりたくさんの出会いがありました。友達出来るかな、とか不安に思っていましたが私が一番年下という立場が多く、みんな妹感覚で可愛がってくれました。でもみんなとの仲が深くなるにつれて、自分のspeaking力の低さにじれったさと悔しさを感じるようになりました。私と比べるとみんなだいぶ流暢に英語を話せていたので、話を振ってくれても上手く話を返せず、せっかく一緒にいるのに会話に参加できないことに焦っていました。そして発音の点においても、自分の英語がカタカナ発音であることやアジア人が発音しにくいRとLの違いなど多くの課題点もありました。そんな中で、多少ホームシックになり、へこんだ時期もありましたがそれを支えてくれたのは友達でした。仲の良い人たちにその悩みを相談すると、焦らず自分のペースで良い、自分が思っている以上にちゃんと喋れているし英語を学ぶために来ているのだから大丈夫だよ、と励まされました。そして友達と共に私の癒しになったのがルームメイトの韓国人です。一つ年上でケリーという名前だったのですが、本当にお姉ちゃんみたいに私の世話を焼いてくれ、いつもいろいろな話をしていました。彼女も私と同じような悩みを抱えていて、お互い励まし合っていました。その存在は私の中でとても大きく、この出会いにとても感謝しています。そして何よりたった4カ月しかないのだから、こんなとことで落ち込んでいるわけにはいかないと開き直ってこの生活を思い切って楽しもうと決めました。それまでは自分の英語に自信が持てず話すことに少し躊躇していたところがあったのですが、そんな考えは捨てて毎日出来るだけいろんな人と多く会話することにしました。国によって文化や性格の違いももちろんありましたが、それを知るのはとても面白く、たくさんの友達が日本に興味を持ちいろいろ質問してくるのは嬉しいし誇らしくもありました。本当に多くの出会いがあり、かけがいのない友達をつくることができました。行く前に決めた目標が日本に帰りたくなくなるほどサンディエゴの生活を楽しむことだったのですが、終わりが近づくにつれて、本当に悲しくここを離れたくないと強く思いました。そう思えたことがすごく幸せだし全ての出会いをこれからも大切にしたいです。この留学を通して、もっといろんな国に行きいろんな経験をしたいと思うようになりました。そのためにも改めて英語をさらに勉強しようと思えたし大好きになりました。改めて留学して良かったなと自信を持って言うことができるし、この経験を糧にいろいろなことに挑戦し続けたいです。

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