留学体験レポート

米田 瑞季 トロント大学(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年3月29日から
2011年7月25日まで
カナダ トロント大学 認定留学

 私は、カナダ最大の都市トロントに留学しました。初めての海外ということもあり、最初は不安でいっぱいで本当に大丈夫かなと思っていましたが、いざカナダでの生活を始めると、そんな不安はどこかへいってしまいました。私のホストは、おばあちゃん1人だったのですがとても優しく、毎日おいしい料理を作ってくれました。学校でもたくさん友達ができました。カナダはとても多文化なので、様々な国からたくさんの人が移民していたり、勉強しに来ていたり、街を歩いていても、いろんな人種を見かけます。私の語学学校には、たくさんの日本人が団体で来ていて正直最初は落ち込みました。4ヶ月という短い期間に何ができるかいつも考えていたし、カナダで日本語を話すつもりはなかったからです。しかし、学校には日本人だけでなく他のアジア系、中東系やヨーロッパ系、南アメリカから来ている人も多く、視点を変えれば、私はたくさんの外国人の友達を作ることができる環境にいました。先生やトロント大学から学生がアシスタントとして来ていてくれて、毎日学校のロビーは賑わっていました。でも、日本人の友達を作ることは悪いことだとは思いません。自分が辛い時やしんどい時、やっぱりそばに友達がいることで何度か救われたこともありました。

 また、学校の外にでれば全てのことが新鮮で、見たことのないようなものばかりでした。日本との文化の違いもとても勉強になりました。人はとても親切でいつもマイペース、お店でも顧客と店員との距離が近く、わたしもこんな環境で働きたいなと考えさせられました。しかし、日本の良いところを改めて思い直すことも度々ありました。カナダの交通手段とされている地下鉄やバスは時間通りには来ません。そのかわり、2分に1本くらいのペースで走っています。そのせいで、電車がよくとまり、とても困りました。向こうの人は日本人とは違い、遅れるということにあまり焦りを持っておらず、それにはとても驚きました。

 この4ヶ月で言葉では言い表せないほどいろんなことがあり、泣いたり笑ったりしてきました。自分自身の英語も留学する前よりとても変わったと思うし、特に会話力や語彙力が伸びたと自分でも実感しています。この留学を通じて思ったことは、あまり力を入れすぎず、焦らずに英語を楽しむことが大事だなと思いました。そうすると、自然と友達も増え自分の英語も上達していくと思いました。実際に私は、帰国する時に私のために泣いてくれた友達がたくさんいました。私もこんなに帰りたくないと思えたことが逆に嬉しかったです。人種は違ってもかけがいのない友達と出会うことができたし、簡単に会うことは出来なくても、世界中に友達がいるって素敵なことだと思いました。たった4ヶ月の留学だったけど、人としてとても強くたくましくなって帰ってこられたと思います。

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