留学体験レポート

田中 真世 マセイ大学(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年3月13日から
2011年7月16日まで
ニュージーランド マセイ大学 交換留学

 私はマセイ大学の言語学校に留学していました。多くの人が留学を夢見ていると思いますが、実際は不安でなかなか留学に踏み出せない人もいると思います。私もそうでした。しかし、実際に留学してみると目に見るものすべてが新しく輝いて見え、不安から海外への好奇心へと変わりました。留学する前は4か月でも長いと感じていましたが、毎日が充実していたので本当に時間はあっという間に過ぎていきました。私は、日本にいるときはどちらかというと、消極的で自分から行動したり、新しいことに挑戦したりすることが苦手でした。しかし、ニュージーランドでは自分なりに努力し、ボランティアやパーティー、街のイベント、何にでも積極的に参加しました。その結果、多くの知り合い、友人ができ、現地の人との交流も増えました。私の留学先はニュージーランドの中でも、田舎のほうで人々が本当に親切で、街を歩いていてもバスに乗っていても声をかけてくれる人々がいました。

 私はホームステイでしたが、ホストファミリーはとても親切でした。私が留学に満足できた一番の要因は私のホストファミリーだと思います。私をホストファミリーの知人に紹介して、ホームパーティーに連れて行ってもらったり、街のイベントもホストファミリーに連れて行ってもらったり、ご飯の後一緒にゲームをしたり、私をとても気にかけてくれました。ホストファミリーと一緒に過ごす時間は多く、本当の家族のように扱ってくれました。ホストファミリーで留学の満足度は大きく変わると思います。もし、ホストファミリーが自分に合わないと感じたら、ためらわずに変えることをお勧めします。

 英語の方ですが、最初はなかなかネイティブの言っていることが聞き取れず、自分の言いたいことも伝えられず、悩みました。失敗するが怖くて家の中でも、黙りがちになってしまったこともありましたが、とにかく勇気を出して自分から話しかけることが大切だと思いました。留学先に日本人がいれば、日本語に逃げることもできるので、すべては自分次第です。私の場合日本人が周りに多く、学校では海外の生徒と喋るようにしていましたが、日本語を使うことも正直多かったです。留学先でどうしようもなくストレスがたまったら、日本語でも友達に相談して話を聞いてもらうのもいいかもしれません。そうすると気が楽になり、またモチベーションも上がると思います。

 留学は、実際に行ってみると頭の中の想像よりも、何倍も素晴らしいもので価値のあるものです。英語力の向上だけではなく、新しい環境の中で、新しい自分も見つけることができます。少しでも留学に興味がある人は、一度真剣に留学を考えることを強くお勧めします。

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