留学体験レポート

岸本 幸祈 マセイ大学(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年3月1日から
2011年7月15日まで
ニュージーランド マセイ大学 認定留学

 まず留学に行くことを決めたのは、高校のときに留学に行ったのですが、その時は全く話せず、もどかしく悔しい思いをしたので、今度はもっと英語力を伸ばしたいと思ったからでした。

 でも、やはり到着してすぐは、ホストファミリーや先生の言っていることがほとんど理解できず、コミュニケーションをとるのも難しく、そのはがゆさに悩んだりもしました。また、もともとひっこみじあんで消極的なので、人前で英語を話すことやミスをすることをすごく恥ずかしく思い、なかなか喋ることができませんでした。けれど時間が経つうちに、間違いをすることは当たり前なのだと気づきました。それからは、クラスメイトやホストファミリーと会話をすることが怖くなくなり、むしろもっと話したい!と思うようになりました。

 もともと1年留学に行きたかったのですが行くことができず、4か月はとても短いと思っていたので、その分人よりも勉強しようと決めました。授業を受けているうちに自分の単語力のなさに気づき、家へ帰って宿題をしてから、少しずつ単語の勉強や授業で分からなかったところの復習などをしていました。覚えた単語がすっと会話で使えたときや、授業で出てきたときはすごく嬉しくて、どんどん勉強意欲がわいてきました。また、IELTSを受験すると決めてからはそれに向けた準備も始めました。少しずつですが人の言っていることが理解できるようになったり、映画を楽しめるようになったりと、英語力も成長したかなあと思っています。

 やはり、正直、4か月は英語力を伸ばすにはまだまだ不十分だったと感じます。けれど、英語以外にも本当にたくさんのことを学んだと思います。偏見を持ってしまっていた国の見方が変わったり、つたない英語でも十分に理解し合えたり友達になれるのだと分かったり、文化の違いを受け入れられるようになったり、積極的に人に話しかけられるようになったり、さっきも書いたように勉強意欲が高くなったりと、短い4か月でしたが自分が変わったのをすごく感じています。なにより、ニュージーランドでの生活は本当に毎日楽しく帰って来てから向こうでの生活を思い出すと切なくなるくらい、毎日幸せでした。そして、大事な友達もたくさんできました。この留学での私の1番の財産は友達だと思います。日本人はもちろん、違う国の人たちとも本当に仲良くなりました。毎日一緒に、日本とは違う環境で勉強し、旅行し、悩んでいる時は相談し合い、本当に特別な存在です。

 もし留学に行こうか悩んでいて行ける環境にいるなら、絶対に行くべきだと思います。1年でも半年でも、期待しているよりももっとたくさんのものが得られると思います。わたしは、本当にこの留学に行けてよかったです。今回の留学を通じて、もっともっと違う世界を見てみたい、英語ができるようになりたいという気持ちが大きくなったので、もしできるなら、もう1度留学に行きたいと考えています。この経験をしっかり活かして、これからの生活を変えていきたいです。

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