留学体験レポート

平田 真也 カリフォルニア大学(派遣留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2009年3月22日から
2010年12月28日まで
アメリカ カリフォルニア大学 派遣留学

 私は派遣留学でカリフォルニア大学リバーサイド校の語学学校に約9カ月間留学しました。リバーサイドという町はロサンゼルスから車で約一時間強ほど内陸に向かって行ったところにある郊外の町です。はじめアメリカに着いた時は、とにかくなにもかもスケールが大きいなと思いました。フリーウェイは5車線くらい平気であるし、ホームステイの家はとても大きいし、食事の量もかなり多めで、聞いていた通りアメリカ人は大きいひとが多かったです。はじめはそのような光景がとても新鮮に映りました。しかしそれもはじめの1ヶ月くらいで、だんだんと現地の生活に慣れていきました。授業が始まり、忙しくなってくるとあっという間に一つの学期(10週間)が終わっていました。私は、大学に付属している語学学校に通っていたので、そこには世界中から来た人たちがいました。一番多かったのがアジア人で次に中東、ヨーロッパ、南米、アフリカといった感じでした。一学期目にアフリカのモザンビークから来たアルセニューという友達ができました。彼は私の家の2軒隣の家に最初ホームステイしていました。学校が終わってから一緒に散歩に行ったり、よく話したりしていました。しかし、彼ははじめの1ヶ月という早さでホームステイから寮に移りました。どうしてもホームステイのファミリーにあわせた生活が嫌だったらしいです。日本との文化の違いを感じました。我々日本人は我慢強いと思いました。不満があっても耐えるのが日本人です。実際、私もホームステイには不満がありましたが、最初の10週間はその家で過ごしました。

 その後ホームステイの家をかわってすぐ旅行に出ました。学校は忙しい方で、終わりのころには疲れていたので良い気分転換になると思いました。休みは約1カ月ありました。最初メキシコに行ってそのあとシアトル、サンフランシスコと休みを全部使って旅行しました。メキシコではほぼ英語が通じず大変でした。しかし、かたことでもスペイン語を話すと、メキシコ人が心を開いてくれるのがわかって楽しかったです。あらためて言葉を覚えるのは楽しいなと思いました。

 全部でspacer週間の学期が3回ありその間ごとに1カ月程度の休みがありました。自分次第でいくらでも時間を有効的に使えると思いました。私は普段の授業に積極的に参加するようにして、吸収できることはできるだけ吸収するようにしました。また、普段の生活の中で日本では学べないような英語も積極的に覚えようとしました。大変だったこともありましたが、全体的に楽しく過ごせました。この経験を今後にも活かせるように精進し続けていきたいです。

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