留学体験レポート

住原 多栄 マセイ大学(派遣留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2010年3月から
2010年12月まで
ニュージーランド マセイ大学 派遣留学

 この10カ月のニュージーランドでの語学留学は本当にかけがえのない経験でした。最初は費用のこと、初めて海外で住むということ、日本を一年近く離れること、就活への影響などいろんなこが不安で留学を決意するまでたくさん悩みました。しかしそれは今となってみれば本当に小さな小さなことだと感じます。日本にもいろんな人がいるけれど、留学は国レベルでさまざまな人と出会うことができてそしてさまざまな価値観に触れ、自分が恵まれた環境で生活させてもらっていることのありがたさや、自分の甘い考えに気づかされ考えさせられました。言葉の違いから自分の気持ちを伝えることが難しくてもどかしいことも最初はありましたがそれを超えて素晴らしい、これからも続く出会いがたくさんありました。日本だけでなく他国に友人を持つことができるというのは本当に特別なことだと思います。

 ニュージーランドという国は本当にのんびりした国で大自然が味わえて治安も比較的良く物価も他の欧米諸国に比べると安いといったように、いいところが多いと思います。なによりも行った人は必ずニュージーランドを好きになって帰ってくるほど、心地いい国です。そしてさまざまな国の人と出会えます。私の住んでいたパーマストンノースという町は日本で生活する町と比べたら本当に小さな小さな町だけれど、住みやすかったです。出会いの中心ともなる語学学校では、最初は日本人の友達しかいなかったりなかなか友達の輪が広がっていないかも、、と心配になったりしたけど慣れるのは一瞬でした。私は最初から臆することなくクラスメイトや学校の先生に話しかけたり授業中に発言したり活発に行動することを心がけました。マセイの語学学校にいる先生はみんな経験豊富で優しくておもしろくて授業時間が終わるのがあっとゆうまでした。またなにか困ったことがあればどんな相談でも乗ってくれます。毎日いろんな国のことにふれて英語で喋ってすごすのが本当に楽しくてしかたありませんでした。スピーキングが慣れてくるにつれて授業中にディスカッションしたり自分の意見を言えるようになりました。みんなそれぞれ使う言語が違うのに気持が通じるなんて英語って凄いなと思いました。

 しかしマセイのホームステイシステムはあまりよくなかったなと振り返ってみて思います。一か月以内では無料でステイ先を変えられるのですが一ヶ月後に家を変えたけれなお金を払わなくてはいけません。ホストファミリーにも色んな人がいるしステイ代も高いですので自分に本当にあった家なのかしっかり見極めることが大事だと思います。もちろん満足して最後までホームステイをしている子もいましたが。私は途中で一人暮らしに変えたのですが自分で食材を買って生活して、そのアパートメントでも色んな出会いがあり大変楽しかったです。

 またマセイにかぎったことではありませんが、日本人にもたくさん出会いました。日本語を喋ってしまう機会はたくさんあります。しかし現地の人と知り合う機会は多いとはいえません。なので自分で積極的に動いて多国籍な付き合いを広げていく必要があると思います。

 海外を見るということは本当に貴重な経験だと思います。誰でもできることではありません。日本では絶対出会えない人たちやできない経験ができます。もし行くことができるなら、どんなに短くても行くべきだと思います。自分の価値観が変わります。日本では味わえない楽しさが待っています!本当に本当に本当に素晴らしい体験だと思うので、毎日おもいっきり楽しんでください。

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