留学体験レポート

廣川 イヴィ ユヴァスキュラ大学(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2009年9月2日から
2010年5月22日まで
カナダ アルゴマ大学 交換留学

 私は10ヶ月間カナダのアルゴマ大学で交換留学を経験しました。小さな田舎町にあるアルゴマ大学は、小さな大学でとてもアットホームな雰囲気でした。他の大学と比較して、一番の違いは身近にたくさんの文化にふれあえるところだと思います。アルゴマ大学は先住民アボリジニの教育ができる環境が整っているとともに、多くのアボリジニの学生がいます。カナダの歴史をこのように身近に学べる機会があったのでとてもびっくりでした。また、大学には韓国、中国、日本、メキシコ、ケニアなどから来た留学生の他に、現地のカナダ人と同じように4年間で大学を卒業する予定のカナダ以外の国籍の学生がたくさんいました。私はこの恵まれた環境のおかげで、カナダのことが学べたのと同じくらい、他の国にも詳しくなれたと思います。

 今回の留学は私にとって成長できるものになりました。楽しいことばかりではなく、何度もつらい時期がありました。自分の意見や思いをすべて英語で伝えたりする難しさはもちろん、慣れない気候での体調管理をしたり、ホームステイで新しい家族の一員になったりなど、留学を初めて体験した私には新しいことばかりで、課題だらけの毎日でした。私は自分の課題のみつけてから心がけるようにし始めたことは、カナダの文化に染まることでした。限られた10ヶ月間でしか経験できないことを自分からたくさんチャレンジしないともったいないと思い、環境に慣れるためには勉強だけではなく、学校や町のイベント、そしてボランティア活動にも参加しました。そこでは、留学生と一緒ではなく、ネイティブの方と話すチャンスがたっぷりありました。私が留学生であることを知っている先生や友達はどうしても私にわかりやすい単語で聞き取りやすいスピードで会話をしてくれていた気がします。だが町の人は、英語が私にとって第三言語あることを知らないため、何も変えずに接していたので、リスニングがとても大変で会話が成り立たないこともありました。毎回繰り返し話しているうちに耳が慣れて、聞き取りやすくなっていきました。聞き取れるようになったときの喜びはその分とても大きかったです。自分を厳しい環境におくことが一番成長できるコツであると思いました。

 私は、国際交流センターの方々、留学アドバイザー、そして現地の親切な方々に支えられて最高の留学ができたと思っています。難しい留学手続きや知らないことをわかりやすく教えてくださった方が周りにたくさんいてくれたおかげで、この留学が実現できました。チャンスを無駄にしないためには、自分の目標とそれに達するための意欲があれば、留学は成功すると思います。私は成功と一緒に自分の課題が見つけられたので、社会人になって、次は留学という形ではなくても、学んだことを生かしながら新たな課題を見つけたいと思っています。

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