留学体験レポート

佐藤 真希 ケント大学(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2009年5月から
2010年1月まで
イギリス ケント大学 交換留学

 今、私の留学生活を振り返って一言で表すと「成長ができた留学」だと思います。これは語学の面はもちろんなのですが、私の場合は精神的に、もっと具体的にいえば、自信と度胸がついた留学だと思います。大好きな英語をもっと極めたい、常に自分に自信がなかった自分を変えたいという想いが私の留学する動機でした。

 イギリスに着いてからは、とりあえずがむしゃらに友達作りに励みました。私の最初のハウスメイトはイギリス人の子やケニアの子、チェコ出身の子だったのですが、暇があれば話にいったり、一緒にご飯を食べたりと常に一緒にいる機会を設けました。自分から心を開いて話していくと相手も心を開いてくれるのを感じていったし、自分の意見を言うことが相手との距離をなくす方法なのだと感じた瞬間でした。その子たちとは帰国するまでも何度も連絡をとったり遊ぶ仲になれました。学業の面では、9月から始まった、一般学生との同じ授業が正直、留学生活で一番大変でした。たった4つの授業なのですが、ひとつの科目につきレクチャーとセミナーがあり、セミナーでは発言しないとグループでの討論などについていけないし、現地学生の子たちも助けてくれません。最初は圧倒されて、毎週不安だったのですが、毎日何十ページもリーディングをしたり事前に調べたりと、日々がんばることでセミナーでも発言するようになり、また毎週顔を合す学生の子たちとも友達になっていきました。私は今回の留学で4回ものプレゼンテーションを(1回目:台湾人の子と、2回目:台湾人とサウジアラビア人、3回目:イタリア人、4回目:イギリス人と)したことが私にとってとても大きな自信につながっていると思います。ネイティブも聞いている授業の中で英語の学習としてではなく、科目としてプレゼンしているわけなのですごく緊張しましたが、そのおかげで、日本ではなんでもできるのではないかという気持ちになれました。遊びの面でもとりあえず、パーティーに誘われれば、参加はするようにしていました。イギリスでは友人が友人を呼び、その友人がまた友人を呼ぶというように規模がとても大きくて、出会う人も多いので出会いは大切にしていました。

 これから留学する方に心においていてほしいことは、「Be Outgoing」であることです!私は常にこれを心に決め、くじけそうになった時には紙にかいて貼ってまで意識していました。途中で気が抜けたり、日本で生活しているようになってしまうようになりがちなんですが、せっかく自分が勝ちとった限られた期間内での交換留学なので日本ではできないことに挑戦し、どんどん自分の可能性を広めていってほしいと思います。ちなみに私もそれを意識してイギリス内を一人旅したり、キックボクシングなんかも始めました!後で振り返ると、根性ついたな〜って正直思います!

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