留学体験レポート
多田 成美 マセイ大学(認定留学)
留学期間 | 国名 | 留学先大学名 | 留学の種別 |
---|---|---|---|
2009年8月から 2009年12月まで |
ニュージーランド | マセイ大学 | 認定留学 |
留学をより有意義にするには、とにかく自分から話そうと思うことが大切だと思います。ネイティブの人に対しては気おくれしてしまうという人でも、クラスメートたちは同じように英語を勉強しに来ている人ばかりなので、一緒に成長していくことができます。同時に、中国や韓国、サウジアラビアなど多国籍の人と触れ合うことができます。ただ授業中に一つのことについて話し合うだけでも、文化や習慣により違いがあり、新たな事もたくさん学べます。また、図書館や体育館などの大学施設も、学生証さえあれば、自由に使うことができるので、有効的に使い、あまり一人で暇をしている時間を作らずに過ごした方が、より中身のある留学になると思います。
ホストファミリーに対しても、文法などは気にせず、話そうと思う気持ちがとても大切です。私も初めは、一対一ならまだしも家族でくつろいでいる時に、みんなと話すのは気おくれしてしまっていました。そして、相手が話しかけてくれても、返事や一文だけでことが多かったです。でも、そういうとき、こちらからも質問をしていたら、話をもっと続けることができ、より早くに仲良くなれたのではと、すこし心残りです。だからこそ、これから留学する人には、積極的に行動してほしいです。半年は、長いようで一瞬だったので、私も、もしまたこういう機会があれば、同じことにならないよう行動したいです。
ニュージーランドは、観光名所もたくさんあったので、私は授業が終了してからもすぐに帰らず、学校で出会った友達と南島に旅行に行きました。バックパッカーやユースホステルといった、キッチンや部屋が他の旅行客と共同の場所に泊まりました。金額的にも学生にとっていい宿泊施設ですが、それだけでなく、様々な国の旅行客と知り合えるので、友達の輪を広げることもできます。実際に、友達のルームメイトと親しくなり、友達が料理をごちそうした代わりに、イギリスのクリスマス料理をごちそうしてもらったり、一緒に観光をするなど、良い思い出が作れました。
この留学を通して、自身の英語力の改善はもちろん、様々な国の人々と出会い、これからも連絡を取り合える他国の友人ができたことは、私にとってかけがえのないものです。また、ニュージーランドをはじめ、韓国や中国、サウジアラビアなどいろいろな国の文化や慣習を感じながら学べたことも、私にはとても有益なものでした。今までと異なる体験をすることによって、改めて自分に足りない部分を気づかされ、また、どのように改善していくべきかも学べたと思います。そして、海外で生活したことにより、異なる文化の人々と交流する楽しさを知り、前よりも国際的な仕事に就きたいという思いが強くなりました。この留学で体験できたことは、私の将来に対する考えをより現実的なものにしてくれました。