中国留学記 首都師範大学

首都師範大学

N.A.


95年2月〜96年1月まで、北京の首都師範大学に留学しました。その間の授業や生活などについて項目別にレポートします。下級生の参考になれば幸いです。


授業について。一班から八班まで八クラスに分けられました。クラス分けの基準についてですがHSKの過去問を受け、その成績順に振り分けられます。
授業時間は一科目50分で、朝8時〜12時と午後1時〜5時までです。午前と午後ともに授業は行われました。午前と午後の授業内容は前期(2月〜6月)と後期(9月〜1月)で交代します。私の受けていた科目は文法、作文、読解、会話です。生徒は100人位で半数以上が日本人でした。


宿舎について。私は2月〜6月までは1日6米ドルの部屋に住み、9月から半額の部屋に移りました。その違いは部屋にバス・トイレが有るか共同かというものです。あとはテレビの有無くらいなので、廉いほうがお得です。TVは白黒なら400元程度で買えます。

首都師範の廉いほうの宿舎(留学生楼)のシャワーはお湯がたくさん出ていました。よく本に出ているような、いきなり水になったり、出なくなったりすることは有りませんでした。シャワーの出る時間は夜7時〜23時、朝6時〜8時です。洗濯は60人が6台の洗濯機を共同で使用しました。


食事について。宿舎に共同のガスコンロが有るのでみんな自炊していました。学校のそばに大きな市場があるので材料はそこで買いました。肉、野菜、米となんでもあります。日本の味噌と醤油は有りません。私は部屋に電熱器を持っていましたのでご飯を炊いたり湯を沸かしたりするのに便利でした。これは500元くらいです。炊飯器も売っていますが使い道が限られているのでなべ型の方がいいです。ただ学校によっては使用禁止のところも有るようです。


みなさんの中には留学ガイドブックを読んで研究していらっしゃる人も多いと思いますが、北京は商品が豊富で、ほとんどの物が安く買えます。日本でないと買えないようなものは北京で普通に生活するには必要ないでしょう。ただ私の場合、缶切りを探しても売っていないということがありました。ヤオハンで日本製を見つけたのですが、倍以上の価格がつけられていましたので実家から送ってもらいました。缶切りは持って行ったほうがよいと思います。以上です。みなさんの留学のご成功をお祈りします!

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