授業・ゼミレポート

授業について

京都産業大学外国語学部中国語学科の講義をふたつほどご紹介します。
(なお、ここに掲載している文章はインターネット上に公開されている講義要項を参考にしています。)

インテンシブ中国語

インテンシブ I・II

講義目的(要旨)

初級中国語の入門段階として、まず正しい発音の基礎を作り、ピンインの読み方、書き方をマスターします。基本的な文法事項を学習し、それらを運用して簡単な日常会話ができるようにします。また、ある程度の量の語彙を身につけ、読解やヒアリングの訓練も合わせて行い、総合的な中国語の言語能力の基礎を作る事を目標とします。同時に、各種の中国語検定試験にも対応できるようにしていきます。

インテンシブ中国語の画像


インテンシブ III

講義目的(要旨)

インテンシブ Iの基礎中国語と、インテンシブ IIの初級中国語で習得した中国語の発音技能や中国語のローマ字表記、語彙力、文法知識を引き継ぎ、中級中国語を学びます。中級段階では、ひとつの話題にそって、会話をしたり、短い文章をつづる能力が何よりも重要になります。単に語彙数を増やし文法知識を覚えるだけでは不十分で、その場面にふさわしい語調や強勢、単語や表現型、常用語句を使い分ける必要があります。テキストの音声教材(カセットテープ)をよく聴き、復唱することで、音声から自然な中国語を学習します。

インテンシブ IV

講義目的(要旨)

インテンシブ IIIの中級中国語で習得した中国語の発音規則や語彙運用能力、文法事項や文型を引き継ぎ、中上級レベルの中国語を学びます。中上級では、話題を展開したり、機知にとんだ会話ができたり、比較的長い文章をつづる能力が求められます。語彙数を増やし文法知識を深めるには、論理を組み立てる能力と、それを的確に表現する接続詞や副詞類(中国語文法ではこれらをまとめて虚詞と呼ぶ)の用法をマスターする必要があります。長文読解にも虚詞の知識は不可欠です。テキストの音声教材(カセットテープ)をよく聴き、復唱することで、中国語の朗読口調を学習します。

中国語情報処理

講義目的(要旨)

本授業では、中国語に関する情報リテラシーの習得を目指します。ここでいう「情報リテラシー」とは、コンピュータとインターネットを使って何らかの問題について効率的に情報を集め、自分なりに再構成して発信するための基本的知識と技術の総体を指すというもの。これには情報倫理に対する理解も含まれます。コンピュータとインターネットを駆使できるようにそれらの利用法について習熟しておく必要があるだけでなく、中国語に関する情報リテラシーの習得にはエンコーディング、つまり、JIS、GB、Big5、Unicode などの違いについて理解しておくことも必要です。

授業内容・授業計画

先述した「授業の目的(要旨)」に沿って、本授業では Windows XP Professional搭載のパソコンを使い、以下の内容を学習します。


  1. Windows XPの一般的操作法、テキスト・エディタやワープロ・ソフトの利用法。
    エンコーディング、ファイルの作成・保存・コピー・管理方法、拡張子、日本語・英語・中国語の入力方法、タイピング(ピンイン入力)の練習、中国語の文章作成。
  2. 中国語を使った表計算とその応用。
  3. 中国語メールの送受信とその応用。
  4. インターネットを使った情報検索とその検討:
    ブラウザ、ポータルサイト、NACSIS Webcat や CHINA3 の活用、中国語圏(香港、台湾を含む)の情報検索、ネット放送の視聴。
  5. 中国語 Web ページの作成。

ゼミレポート

中川ゼミ 【言葉からみた現代中国事情】

ドラマを通して中国語の日常会話や中国文化を学ぶ。

TPOによって変化する言葉遣い。ドラマのセリフから発音や表現を学ぶ。

中国語を学ぶ上で高いハードルとなるのが、ネイティブの日常会話。中国人同士の会話では、地方色豊かな方言が話されたり、同じ地域でも社会や風俗によって言葉が変化したりします。また同一人物でも、時と場合によって言葉遣いは変わります。こういった口頭語を学ぶため、このゼミでは、中国で人気を呼んだ北京語のテレビドラマを活用しています。まず台本を手にドラマを見ながらセリフを聞き取ります。次に学生が役を演じ、実際にセリフを口に出して発音や停頓(前文と後文を分ける間)を学んでいきます。さらに台本を訳しながら、多様な表現を学習。また、これらの過程で間違いやすい部分や難しい表現などを各学生がピックアップして調べていきます。ドラマを通して中国人の考え方や文化を学ぶのも大きな目的です。

中川ゼミ

外国語学部教授 中川千枝子

専門は中国語学。言語表現とそれを使う人や文脈との関係のほか、イントネーションによる表現の違いについて研究している。


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