第5回法政研究会開催

 2012年6月6日、第5回法政研究会が開催された。今回の法政研究会では、滝田豪准教授(本学法学部、アジア政治史)により、「中国共産党政権の安定性と持続性」とのテーマで報告がおこなわれた。

 本報告では、まず、中国におけるいわゆる「ジャスミン革命」と「アラブの春」とが対比・検討された後、共産党政権に対する民衆の信頼・不満を示すデータがそれぞれ紹介された。その上で、本報告のテーマである中国共産党政権の安定性と持続性について、これまでの政治学の理論的研究をふまえて分析が加えられた。その後、政治学のみならず、国際法・法社会学・法制史・刑法・民法等の、専門分野を異にする様々な参加者が多様な観点から活発な議論をおこなった。

 本研究会の報告・質疑等の概要については、産大法学46巻2号に掲載される予定である。

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