京都産業大学法学会 春季講演会
「世界を変える・日本を変える・地方を変える」

元外務省条約局長 東郷和彦・世界問題研究所長 講演

 6月11日(金)、元外務省条約局長で、京都産業大学 世界問題研究所長である東郷和彦 法学部教授を講師に迎え、講演会「世界を変える・日本を変える・地方を変える」を、京都産業大学神山ホールで開催します。

 京都産業大学の法学部教員および学生が構成する京都産業大学法学会では、グローバルな視点で政治や外交などを考える講演会を定期的に開催しています。
 今回は、外務省で長らく活躍された京都産業大学世界問題研究所長 東郷和彦(法学部教授)が、日米関係、日ロ関係の外交を行ってきた経験から、これまでの日本のたどって来た道を紹介し、これからの日本がどういうスタンスを取ってグローバル化の時代に向かっていかなければならないかについて講演します。 市民の皆様とともに、日本、そして京都がどのような役割を果たすべきか、考える絶好の機会になると思われます。

日時 2010年6月11日(金)
13:15〜14:45(開場 12:45〜)
場所 京都産業大学 神山ホール 大ホール
講演者 東郷和彦 京都産業大学世界問題研究所長
主催 京都産業大学法学会
対象 学生・教員・一般
定員
(一般)
800名(先着順)
参加方法 事前申込不要
聴講希望の方は、「聴講希望用紙」をプリントアウトし、希望者1人につき1枚ずつ必要事項を記入の上、当日受付までご提出ください。
聴講希望用紙
お問合せ先 京都産業大学 法学会
Tel.075-705-1459(月・火・木・金 10:00〜13:00、14:00〜16:00)

講演紹介

 京都産業大学教授(世界問題研究所所長)の東郷和彦氏は、祖父の外務大臣東郷茂徳、父の在アメリカ大使東郷文彦とともに、親子三代で外交官を務めた人です。下記の経歴に示すように、外交畑一筋、特に日米関係、日ロ関係の外交の中心にいた人なので、その立場からこれまでの日本の外交戦略を良い点も悪い点も含め、すべてを見つめてきた人と言えます。

 その東郷教授が、これまでの日本のたどって来た道を紹介し、そして、これからの日本がどういうスタンスを取ってグローバル化の時代に向かっていかなければならないかを、熱く語ってくれます。特に京都が今後重要な役割を果たす、果たさなければならない、ということを分かりやすく説明。外交の中枢部で北方領土問題や密約問題などを目の当たりにし、欧米アジアなど世界各国を見てきた人だからこそ、経験に基づいた、具体的で説得力ある話が聞けそうです。京都の活性化や地方の産業、教育がどれほど大切か、「グローバル」に理解できる点で、大変興味深い講演です。

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