法学会秋季講演会を開催

 11月7日(金)京都産業大学法学会は、本学法学部本学法学部准教授の吉永一行先生による秋季講演会を開催し、本学学生ら約200名が真剣に聴講した。

 吉永先生は、『ブリュッセルからの強風〜欧州共同体法とドイツ民法〜』の演題で、瑕疵担保責任に関するドイツ民法の規定が、欧州共同体法に反するとした欧州司法裁判所2008年4月 17日判決をとりあげて、欧州連合・欧州共同体の政策がドイツの私法にどのような影響を与えているかについて解説した。また、ドイツ・ケルン大学国際私法・外国研究所に於いて1年間の在外研究をし、この9月に帰国された体験を踏まえて、比較法学の意義や留学の勧めについて講演した。

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