6月28日、司法通訳講演会が開催されました

 6月28日午後1時15分より3時まで、「司法通訳の職務について」と題して、長尾ひろみ先生(日本司法通訳人協会会長)を講師とする外国語学部・法学部主催の司法通訳講演会が3号館303教室で開催されました。司法通訳とは、入国管理局、警察、検察庁、裁判所などにおいて、日本語がわからない外国人が関わる刑事手続の際に行われる通訳のことで、高い通訳技術と法律に関する専門知識、そして職業倫理が必要な職業です。講師は1992年のメルボルン日本人麻薬犯罪事件を取り上げて、司法通訳の職務内容についてわかりやすく解説するとともに、通訳現場での様々な困難な問題点を指摘された。参加者も、司法通訳の果たす役割の重要性とともに、その難しさを改めて認識した。参加者数は学生及び教職員約100名と、司法通訳に対する関心の高さがうかがえた。なお、本講演会には、関西テレビの取材があり、8月中旬頃の夕方の番組「FNNスパーニュース:アンカー」で放送予定とのことである。


PAGE TOP