法学部創設40周年記念
学部長あいさつ
京都産業大学法学部は1967年に創設され、このたび40周年を迎えました。今年はそれを記念する一連の事業を展開しております。
まず3月に、法学部と法務研究科の研究紀要である『産大法学』の40周年記念号を、総頁数900頁を超えるこれまでにない大部で刊行いたしました。大学教育は学問研究の真摯な努力とその実績によって裏打ちされなければならない、という思いを込めたものです。
4月には、本学他学部及び多くの実務専門家団体のご協力の下に、法学部が主管する3つのフレキシブルカリキュラムを発足させました。それぞれ司法通訳、社会保険労務士、弁理士を目指す「司法外国語」、「人事労務」、「知財エキスパート」の各プログラムがそれです。これらはいずれも法学教育を実務専門職教育へと応用し展開することを企図したものです。11月にはこれら専門職プログラムの開設記念シンポジウムを開催いたします。
この他にも今年度1年間を通じて、研究の発展と教育の充実と社会への貢献を目指した多彩な事業を繰り広げる予定です。
40周年を人生に喩えるならば、不惑の歳に当たります。この間の法学部卒業生は優に2万人を数えます。各界で活躍する多くの卒業生及び在学生の皆さんと共に法学部創設の志を確かめるとともに、人材輩出の城・京都産業大学法学部の発展に今後も惑うことなく尽力してまいる所存です。
皆様方のご支援を心よりお願い申し上げます。
法学部長 川合全弘
終了した記念行事
行事 | 日程 | 会場 | 概要 |
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法学部40周年記念事業講演会ー私が家庭裁判所で学んだことー | 2007年12月5日(水) | 京都産業大学 13号館 1階 13101教室 | 講演 片山登志子弁護士「私が家庭裁判所で学んだこと」 |
知財エキスパート プログラム 開設記念講演会 |
2007年11月8日(木) 15時00分〜16時30分 |
本学内 4号館403教室 |
講師 玉田修三氏(弁理士・本学出身) 三山 峻司氏(法務研究科教授・弁護士)他 |
法学会秋季講演会 | 2007年11月13日(火) 13時15分〜14時45分 |
本学 神山ホール 大ホール |
一龍司(法学部准教授) アメリカ租税法とその背景 高畠淳子(法学部准教授) ドイツ雇用政策の動向 |
法学部創設40周年記念ワークショップ ー仏内務省国立高等治安研究所 来学ー |
2007年11月22日(木) 15時15分〜17時45分 |
学ロースクール棟2F会議室 (収容30名程度) |
フランス内務省国立高等治安研究所(INHES)所長モンザーニ氏が率いる訪日調査団が来学 |
法学部創設40周年記念 シンポジウム |
2007年11月24日(土) | メルパルク京都 (旧 ぱ・る・るプラザ京都) |
第1部 法学部における新たな専門職教育 第2部 パネルディスカッション「司法外国語プログラムは何をめざすか」 |
創設40周年記念懇親会 | 2007年5月16日(水) | ||
法学会春季講演会 | 2007年6月25日(月) | 村中孝史氏(京都大学法学研究科教授) 「企業実務における労働法の意義」 |
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法学会スタッフセミナー | 2007年6月25日(月) | 村中孝史氏(京都大学法学研究科教授) | |
人事・労務プログラム 開設記念講演会 |
2007年7月4日(水) | 奥野誠氏(JR西日本人事部) 「企業における人事部の役割」 田中一弘氏 (特定社会保険労務士・本学出身) 「社会保険労務士の業務と今後の展望 |
京都産業大学法学会40周年記念論集(第40巻 第3・4号)
入手方法
CD-ROM版(創刊号からの目録つき)を作成いたしました。ご希望の方には、50名様に限り無料で頒布いたします。
送料として200円切手同封の上、封書でお申し込みください。
また、各大学の図書館・図書室等に所蔵されています。
申込先
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
京都産業大学 法学会