奥田(旧姓 中西)壮平 さん

略歴

■勤務先
株式会社クラブネッツ
モバイルソリューション事業部
■出身高校
京都府立向陽高校

 私は生まれも育ちも京都でした。就職に際し、現在は東京にでて、現在、3年がたちました。現在は、携帯電話からキャンペーンやプロモーション参加してもらうためのシステムを百貨店や飲食店など店舗を持っている会社に提案をする企画営業として働いています。

 そして今年、結婚し、今は都内で家庭をもち、妻と二人でのんびり生活しています。

 東京は京都にはないものがたくさんありまだまだ興味が尽きない街だと思います。沢山の文化が混じりあい、それが一つの形となりできている街は、常に新たな出会いと成長の場になっていると思います。

 外国語学部ではロシア語を専攻していましたが、特に自分が積極的に勉強をしたことは外国語学部ならではの国際関係の科目でした。この科目は日本と世界の国々の関係や、歴史、現在の動向などを学ぶ科目です。

 特に外交に関する授業は国と国の発言の重さや意味、影響力を互いの国に与えあうという醍醐味を学ぶと共に、組織(ここでいう組織は会社もそうですが、町内やサークル、友達同士、家族など生活の中での人が一緒にいる場全てに当てはまります)の中でのコミュニケーションのとりかたを学び、今に活きていることを実感します。

 例えば、自分がこうしたいと思うことも円滑なコミュニケーションがとれていたため回りが助けてくれたりするなどこれまで実感することが多々ありました。

 もちろん、まだまだ未熟だなと思うことも沢山あります。「あの時のコミュニケーションがしっかりとれればこの問題はスムーズにすすんだな」と失敗した原因がわかるようになったのも一つの外国語学部で得た大きな財産です。

 異言語・異文化を学ぶことは人と通じ合うことの大変さと楽しさを学ぶことができるものだと思います。伝えようとする気持ち、思いを持つことができ有意義な学生生活でした。

 残念ながらロシア語は今も話せませんが。

 学生時代の私は外国語学部に入り、特に勉強ができるわけではなかったですが、毎日を楽しく過ごすことができました。

 理由は学校によく行ったことです。友達や先生や職員の皆様がいらっしゃったので毎日どこかしらに顔を出していたと思います。こんなことしたいと思ったらまず友達や、職員の方に聞いていました。自然と何かしら楽しいことに出会える大学だったと思います。

 例えば、授業の合間には食堂で話したり、学内でバイトしたり、裏山に登ったりもしました。

 学生の間にぜひオススメは一つのサークルだけでなく様々な人と仲良くなることです。それは学内だけでなく他大学の人や、社会人も含めてです。

 大学時代はその先の社会にでる準備段階だと思います。今思えばやり残したことも多々ありますが、やって足りないことはないのでやり過ぎるくらいでいいかと思います。

 もう少し具体的に例を出すと、旅は一番オススメです。しかも20日前後の中長期的な旅行は特に。これこそ大学でしかできないですね。

 私は北海道・沖縄を除く本州全域、九州、四国をテント、もしくはビジネスホテルなどにとまりながら旅行しました。あとはロシアからフランスまでの鉄道旅行。

 この旅で本当に多くの人と出会い、今の自分の基礎にも大きな影響を与えていると実感します。フランスの空港で30分だけコーヒーを飲んだ人と社会人になり東京で再会。いまだに連絡をとり呑みにいったりと、ひょんなことから仲良くなることもありますからぜひオススメしたいです。

 京都産業大学が輩卒したOB、OGは全国に数多く散らばり、各地にOB会があります。私も関東のOB会に参加し、今も大学を通して多くの人から学ぶことができます。大学を四年間だけの場所と考えず社会に入ってからも先人からの学びを得られる場所と考えられる大学に入ったなとこの文章を書きながら感じます。

 よく言えば懐の広いこの大学は新しく入った人も卒業する人も十分に楽しむことができる大学です。

 ぜひ過密に、時に贅沢に時間を有意義使って実り多い大学生活を過ごして楽しんでいただければと思います。

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