井上 寛子 さん

略歴

京都産業大学 外国語学部 ドイツ語学科卒
はじめまして。2009年卒業の井上寛子と申します。

私は今、地元の金融機関で働いています。仕事内容は主に窓口で、貯金、為替、両替、公共料金の支払い等を行う信用事業を担当しています。

働いて1年目の時は何もかも初めてのことだらけで常に緊張していました。お客さんに対しても緊張し、顔はいつもひきつっていました。たくさんミスをして、たくさん怒られました。嫌なこともかぞえきれないくらいあり、何度も何度も仕事を辞めたいと考えました。けれど、もう少し、1年は働いてそれから考えてみよう、いつでも仕事は辞められる、そう考えると気持は楽になりました。
今2年目になり、なんとか仕事も少し慣れ始めました。今でもミスを恐れて仕事では常に緊張していますが。 お客さんの顔も覚えていき、笑顔で接客もできるようになりました。 仕事でのやりがいは、お客さんにすすめた商品を選んでもらえたり、普段笑わないお客さんに笑ってもらえた時です。お客さんに名前を呼んでもらえた時も嬉しいですね。 知識が必要になりますのでもっと知識を得て、少しでもお客さんや職場の方のお役に立てるように頑張っていきたいです。

働いていたら辛いこととかいっぱいあると思いますが、少しずつ頑張っていけばいいと思います。目標は短かく決めて、ここまで、ここまでいったら、じゃあ次はもう少し先まで・・、そんな感じでいけばなんとか頑張っていけます。みんながみんな本当にしたいことをしているわけではないです。多少は我慢や妥協は必要です。 でもそんな中でもきっとやりがいとかでてくるものだと思います。
頑張れるうちは頑張って、限界まできたら一休みして、ゆっくり自分のペースを大事にしてください。

私は、まったくドイツ語とは関係ない仕事に就いているのですが、ドイツ語を勉強しててもその言葉を使っている職に就く人はごくわずかだったりするかもしれませんね笑。
みなさんは何をきっかけにドイツ語学科を選びましたか?競争率が低いから、何となく、英語はもう飽きたから・・・などさまざまな理由があるでしょう。
私はある人がきっかけです。
みなさんペナルティをご存じですか?ヒデとワッキーのあの吉本芸人です。 私は当時ペナルティが大好きでした。当時彼らはあまりテレビには出ていなくて唯一出ていた番組がNHKのドイツ語会話でした。私は毎回見るようになりました。 そして、大学で何がしたいとかはなかったので、今興味あるドイツ語にしよう!!そう思い、ドイツ語をメインにしている大学を探し、この学部を見つけました。 高校ではあまり頭がよくなかったため必死で勉強して見事に受かることができました。
ドイツ語には女性名詞、男性名詞、中性名詞があって、とてもややこしいですね。でもなかなかおもしろい言語だと思います。日本語でも何気に使われていますしね。

ドイツには2回生のときに1回だけ行きました。 そこではいろいろな出会いがありました。なかなかうまく言葉が話せなくても友達ってできたりするんです。人ってすごいですね。日本に帰国しても手紙のやりとりしてます。 ドイツ、一度は行ってみてください。おしゃれな信号がありますよ。

ゼミでは島ゼミで、3回ではシンデレラ、4回では白雪姫を研究していました。 世界中にある物語なんでとても興味深い物語ですよ。興味のある方はぜひ研究してみてください。 島ゼミは合宿とかあるからぜひお勧めです。ゼミみんなで仲良くなれます。卒業してもつながりはちゃんとあります。去年は後輩に呼んでもらいオープンキャンパスのお手伝いにいきました。

本当にドイツ語勉強しててよかった、と今では思います。
みなさん、きっかけはなんでもいいので、興味あったら是非つきすすんでください。 勉強できることは本当にありがたいことです。せっかく高い学費を払って大学に通わせてもらっているのだから(自分で払っている方もいるかもしれませんが)しっかり勉強してください。

今ではドイツ語さっぱりですが、また、勉強してみようと思います。

ありがとうございました。
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