木下 大輔さん

略歴

2002年:大阪私立近畿大学附属高等学校卒業
2007年:本学外国語学部言語学科スペイン語専修卒業
現在(2009年12月28日):(株)マキタ スペイン支店勤務
2007年本学卒業後、株式会社マキタに入社しました。

現在は、スペインの首都マドリードにある子会社にてアシスタントディレクター(現地法人副責任者)として勤務しています。

仕事内容は多岐に渡り(購買、倉庫・修理場管理、財務、マーケティング関連等)、社内にいる60名のスペイン人従業員と日々協力し合い(時には議論。。いや口論に近いかも。。)幣社サービス・販売の向上に努めています。
また、市場調査や取引先との会議で国内外へと出張することも多々ございます。
スペインへ赴任して約1年となり、やっと最近、有限で無い仕事のペースにも少し慣れ、周りが少しずつ見えてきました。
しかし、まだまだ自分の知識、経験不足を実感する日々を過ごしています。

スペイン留学

陽気で明るい友人・先生に恵まれていた為、学生生活は非常に楽しく、満足できるものでした。3年次には、本学の認定留学制度を利用し、10ヶ月間スペインへ留学。スペインサッカー以外何も知らず+在学2年間あまり勉強していなかった為、当初は言葉の面で大変苦労しました。

しかし、コツコツと勉強し、たどたどしいスペイン語でも気にせず、積極的に色々な人と話していくにつれ、いつの間にかスペイン語での会話に問題は無くなり、帰国する頃にはある程度の会話レベルには達していました。

留学のキッカケは、スペイン語専修を選んだキッカケとも言えますが、高校時代から英語以外の言語の勉強、そして海外での生活を体験してみたいという思いがなんとなく漠然とあった為です。あと前述の理由以外に昔から外国人がどういう考え方をしているのか興味があった事も留学実現の後押しをしました。

留学を経験したことによって自分の人生は変わったといっても過言ではありません。何事もそうですが、良い経験だけでなく、嫌な経験もありましたが、全てが最終的に自分にとってはプラスとなり、精神的にも強くなることができました。

卒業旅行で行った中米4カ国バックパック旅行では、何度スペイン語会話が出来て良かった~と思ったことか。。もし、学生時代に留学する機会が目の前にあるんであれば、それを見逃さず、利用してほしいと思います。自分を客観的に見る、世界各国の友人をつくる、世界から見た日本など日本から離れてこそ学べることもたくさんありますしね。

在校生の皆様へ

今は今で自分なりに学生時代とは違った楽しい生活を送っています。ただ、学生時代にしかできないやんちゃなことは勿論ありますので、遊びにしろ何にしろ、今のうちに出来る事はやっておいたほうが良いと思います。行動範囲を広げて、たくさんの人と出会い、色々な経験をして、知識を蓄える。そうすれば、自ずと将来に役立つ何かが掴めるんではないかなと。広い分野で知識を得ることができれば、社会人になり、色々な人と話す時に話しのネタに困る事は無いですしね。

人生一回しかないですし、若いうちに(自分にも言えることですが。。)たくさんの刺激を受けて、日々精進していくことは本当に大切だと思います。自分は今、海外で戦う日本企業の一員としてビジネスの世界に浸かっていますが、全然現状には満足していません。将来実現したい夢(目標)の為にもまだまだ勉強すべきことがたくさんあります。たくさんの夢(目標)を持つこと。それも大切だと思います。

最後にですが、京都産業大学言語学科スペイン語専修で学生生活を送ることが出来、本当に幸せだったと今でも思います。
今の自分があるのも人生に良い影響を与えた人達に本学で出会うことが出来たからだと思っています。  

在校生の皆様が楽しい学生生活を送ることを心より祈っております。
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