2014年4月より、学科を再編し、「英語学科」「ヨーロッパ言語学科」「アジア言語学科」「国際関係学科」の4学科体制とする予定です。
本学部は、私立大学として最多の8専攻語を擁してきましたが、今回の学部学科再編では新たに韓国語と日本語を加えて10専攻語となり専門力が強化されます。同時に、確かな専攻語の運用能力だけでなく、幅広い専門教養をバランス良く習得するために大学科制を導入します。
大学卒業時に多くの企業が求めるのは、世界共通語である英語のコミュニケーション能力。そこで京都産業大学外国語学部では、専攻言語科目の質と量を維持しながらも、英語を全学科の副専攻と位置づけ、高度な英語力を習得するための4段階のプログラムを準備。学部生全員の英語力のレベルアップをめざしています。
入学直後から専攻語を集中的に鍛え、2年次進級前に海外実習を行います。
専攻語の運用能力だけでなく幅広い専門知識を身につけます。
専攻語の能力に磨きをかけ、専攻語圏での長期留学にトライします。
自らの研究テーマを掘り下げ、社会で必要な問題解決能力を養います。
TOEIC®を重視しながら社会で必要な基本的英語力を身につけます。
専門の学習や留学に必要なアカデミックな英語力を鍛えます。
留学生とともに人文・社会・自然の教養科目を学びます。
北米・ヨーロッパ・オセアニアの英語圏でハイレベルな英語力を獲得します。
21世紀の社会では、語学に精通しているだけでなく、多様な文化や価値観を受け入れ、幅広い知識や考え方を持つことが求められます。グローバル社会で複雑な課題を解決し、新しい価値を産み出していくためには異文化とのつながりが鍵となります。外国語学部は、多様な専門教育科目を揃え、柔軟な発想と思考力を培うことにより、こうした社会的ニーズに応えます。
現代社会が抱える複雑な問題を解決するスペシャリストを養成するプログラム。所属学部だけではなく、その他の複数の学部の専門知識を幅広く学ぶことができます。
世界に広がる21カ国50大学と交流協定を結び、長期留学や短期留学など、多彩な留学制度を利用して多くの学生が海外で学んでいます。
入学当初からキャリア教育をスタート。実践的な能力を育成する「産学連携教育」では、企業などから提供された課題に対し、大学で培った知識やスキルを駆使して解決策を考えます。
2014年からすべての学科・専攻で独自の海外実習を実施。在学中にすべての外国語学部生が海外留学を経験できるよう計画しています。欧米だけでなく、シンガポールや上海など英語化の進む地域や、専攻語のあるインドネシアや韓国などアジアを中心に多様な国・地域への留学が可能。
10専攻語を擁する京都産業大学の外国語学部だからこそできる計画です。
人・モノ・カネ・情報がリアルタイムに地球規模で行き交い、価値観の多様化が進む21世紀のグローバル社会で活躍するためには、これまで以上に優れた語学力・豊かな教養・問題解決力が必要となります。
外国語学部はこのような資質を備えた人材を育成するために、大胆に学部を改組し3つの新学科を設置、国際関係学科を加えた4学科体制とする予定です。今までも私立大学として最多の8専攻語を擁してきましたが、今回の学部改組では新たに韓国語と日本語を加えて10専攻語となりさらに専門力を強化。また、各専攻語に加えて、全員が英語で基本的なコミュニケーションができるレベルに到達することも目標にします。これからの時代は専門知識に精通しているだけではなく、多様な文化や価値観を受け入れ、幅広い知識や考え方を持つことが大切です。
世の中の課題を解決するため、あるいは世の中に新たな価値を産み出すためには、異分野とのつながりが鍵となります。そのために、新しい外国語学部では、幅広い教養を重視していきます。それによって培われる柔軟な発想と思考が、対話力や問題解決能力にもつながると考えるからです。
こうした学びを通じて、国家・地方公務員、大企業、外資企業への就職を目指す学生だけでなく、中小ローカル企業の中核としてそのグローバル化や草の根レベルの国際交流にも大きく貢献できる人材を育成していきます。将来、英語力プラスアルファの力をつけて社会で活躍したい。そんな意欲あるみなさんにぜひ京都産業大学外国語学部でチャレンジしてほしいと思っています。
京都産業大学の外国語学部と理系3学部が連携した「グローバル社会で活躍する理系産業人育成プログラム」が、文部科学省の平成24年度「グローバル人材育成推進事業」に採択されました。この取り組み事業に、西日本の私立大学で採択されたのは4大学のみ。実践能力の高いグローバル人材を育成することは京都産業大学が全学的に取り組んでいるテーマであり、外国語学部がその取り組みを今後も積極的にリードしていくことになります。
今回採択された事業の本学の構想では、外国語学部と理系3学部が連携して、建学の精神に謳われている①チャレンジ精神と主体性 ②専門領域に関する確かな知識 ③確かな語学力と異文化受容力 ④自らの存在と母国に対する自信と誇り を涵養する多彩な教育プログラムを推進していきます。京都産業大学のグローバル人材育成推進事業は、今回採択された理系産業人育成プログラムを出発点としてすべての学部に展開し、発展していく予定です。