文化学部聴覚文化セミナー 音楽文化論特別講義開催

イタリア150年の対比〜初期バロックvs後期バロック〜

 文化学部において聴覚文化セミナーおよび音楽文化論(木曜3時限)の特別講義とし、昨年度に引き続きコンサートを神山ホールにて行います。
 音楽文化論の受講生だけでなく、文化学部の学生や本学の皆様に参加いただけます。

 本年度は「イタリア150年の対比〜後期バロックvs初期バロック〜」というテーマを設定しました。
 イタリアから始まった「バロック音楽」も,初期の1600年頃と後期の1750年頃では音楽そのものがかなり異なります。楽器については,リコーダーもバロックの初期と後期ではかなり違っており,初期バロックはまだルネサンスからの1本削り出しあるいは2分割の楽器ですが,後期バロックになると学校で一般に使われるような3分割の楽器になり,外観だけでなく内径の構造も変わります。初期のイタリアらしい明るくよく鳴る音と,後期の倍音成分が多い繊細な音の違いを体感していただければと思っています。ヴァイオリンも現代とは違う17〜18世紀のバロック・ヴァイオリンを使います。

日時 7月3日 (土) 開演14:00(開場13:30)
場所 神山ホール大ホール
曲目
(予定)
F.ジェミニアーニ:タンドルマン
F.A.ボンポルティ:インヴェンツィオーネ第1番
A.L.ヴィヴァルディ:協奏曲RV103
S.ロッシ:ソナタ第8番〈すでに多くの時が〉
D.カステッロ:《現代様式の協奏ソナタ》第2集より第2番
M.ウッチェリーニ:アリア第5番〈ベルガマスカ〉

※曲目は予告なく変更される場合があります。
演奏者 竹内 茂夫 (リコーダー)
岡林 鮎美 (バロック・ヴァイオリン)
岡林 淳子 (チェンバロ)
連絡先 竹内 茂夫(京都産業大学 文化学部准教授)
E-mail:atake★cc.kyoto-su.ac.jp
★を@に変更してお送りください。
後援 文化学部
※文化学部事務室へのお問い合わせはお控えください。
上記アドレスに直接お問い合わせください。
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